SUVだからこそ生活スタイルにマッチさせたいホイール
近年高い人気を誇り、各自動車メーカーから多様なモデルが販売されているSUV。外観デザインにも、都会的で洗練されたクーペ的スタイルから、アウトドアのテイストを盛り込んだアクティブなイメージのフォルムを持つものなど、まさに百花繚乱だ。
そんなSUVを愛車に持つオーナーが、自分だけの個性を主張するためにカスタムする場合、まず選びたいのがホイールだ。とくにアフターメーカーから販売されているホイールは、デザインやカラーなどが豊富で、細かい処理にも多くの工夫がなされている。どんなホイールを選ぶかで、例えば、もっとスポーティにしたいとか、高級感を持たせたい、ワイルドにしたいなど、愛車のスタイルを自分のイメージにより近づけることができるのだ。
そこでここでは、SUVカスタムの方向性をスポーティ系/スタイリッシュ系/オフロード系といった3つのスタイルに分け、それぞれどのようなホイールがマッチするのかを紹介する。
スポーティ系
SUVには、トヨタの「C-HR」、ホンダの「ヴェゼル」、マツダの「CXシリーズ」など、クーペのような流麗なフォルムを持つモデルも多い。そういった車種に人気が高いのが、スポーティ系デザインのホイールだ。
こういったタイプのホイールでは、タイヤもスポーツ寄りのデザインを採用したモデルを履かせると、さらに効果的。見た目だけでなく、グリップ感も向上する。また、エアロの装着や車高を下げてローダウンさせれば、車体がより低く長く見える効果を生むため、レーシーな雰囲気を醸し出しやすい。
スタイリッシュ系
SUVにより高級感やスタイリッシュなイメージを演出したいのであれば、ドレスアップ系のホイールがいい。例えば、スポーク系でも、ディスク面が奧にある深リム系、表面を切削加工するブラックポリッシュなどの処理を施したホイールは、愛車により洗練されたイメージを出しやすい。
オフロード系
SUVといえば、アウトドアに似合うオフロード系スタイルも人気だ。とくにスズキの「ジムニー」、三菱の「デリカD:5」、スバルの「フォレスター」などは、かつてのクロスカントリー車のようなスタイルを好むユーザーも多い。
また、太めのスポークがY字型などになったクロススポーク風のデザイン、スポークがリムまで伸びたリムオーバー系なども、ワイルドなデザインにより、愛車にアウトドア感を出すことが可能だ。
いかがだったろうか? アフター系のホイールは、前述の通り、まさに多種多様なので、愛車へどんなタイプを選ぶかは悩みどころ。実際に選ぶ際の参考にして頂ければ幸いだ。