VABにひと目惚れしてからスバル愛が一気に加速中!
愛車のWRX STIを、ニュルブルクリンク24時間レース2016年参戦車のレプリカ仕様に仕立てている兵頭倫果さん。なんとデカールの貼り付けはDIYで行うという気合の入りよう。じつは取材当時は未完成で、これからスポンサーロゴなど貼っていく予定というときにお話を伺った。
初出:SUBARU MAGAZINE Vol.29
購入のきっかけはYou Tubeでみた新井敏弘選手のラリー映像
こだわりは、何と言ってもNBRチャレンジのスポンサーやサプライヤーのパーツを装着していくというところ。ホイールは純正ながらBBS製。足まわりも購入時に装着されていた車高調から、純正ビルシュタインに戻すそうだ。あいにく撮影には間に合わなかったが、マフラーはフジツボ製をすでにオーダー済みというほど徹底している。
WRX購入のきっかけは、YouTubeで新井選手が全日本ラリーで力強く走る姿に惹かれたから。その後はニュルブルクリンク24時間レースなども見るようになり、すっかりスバルの虜に。理系の大学生である「リケジョ」さんで、大学の先生がスバルのOBだった関係で、グッズなどを譲ってもらうこともあるそうだ。
WRXがきっかけで大好きになったスバル。じつは来春“中の人”になる予定(2020年取材時点)とのことで、就職活動も1社しか受けなかったというのもすごい。安心で楽しいという、会社の方針が自分とフィーリングがマッチしたのだとか。今後はラリー競技への参加も予定しているとのことで、愛車のカスタマイズからお仕事、競技参戦とスバル三昧な楽しい生活が待っている。
倫果さんのWRX STIの中身
それでは「スバ女」倫果さんのクルマ愛に迫ってみよう。エクステリアはSTIのエアロパーツを装着してニュルのイメージを崩さないようシンプルに仕上げているが、リヤウイングは電動可変式をなんと自作で製作し装着予定。足まわりは購入時から車高調がセットされていたが、あえて純正のタイプS用をすでに手配済みだ。新井選手が操るマシンのスポンサーに合わせるため、純正に戻す予定だとか。
助手席のシートカバーは、海外製のスバルTシャツ! シートをきれいな状態でキープできるだけでなく、ロゴもおしゃれで女子力高し! ホイールはNBRチャレンジのスポンサーであるBBS製の純正をセットしている。なんとタイヤもファルケン製に交換するこだわりっぷりだ。
デカールはDIYで行っているとは思えないほどキレイに貼られている。サイド部分は1枚もののため、貼り付けがかなり大変だったそうだが、頑張ったとのこと。今後は細かなスポンサーロゴを追加し、106号車の完全再現を目指すそうだ。
ウェアや江戸切子のグラスなど着々と集めているスバルグッズは、スバルOBである大学の先生からのプレゼントも多いそうだ。
2歳からピアノを始めたという音楽好きの倫果さん。吹奏楽は、中学進学のときに学校を決めるきっかけになるほど。今でも趣味でサックスを吹くという。
レプリカやカスタムなど、まだまだ進化を続ける予定のVABとともに、来年から社会人になる自分も一緒に成長していきたいと語ってくれた倫果さん。WRXが大好きなスバ女が作り出すスバル愛にあふれた未来のクルマにも期待したい!