かつてオンロードに特化したスポーツSUVが存在
5代目にあたる現行型フォレスターは、220mmのロードクリアランスやX-MODEといった本格的なラフロード走行も可能なSUVとして人気を博している。SUVとして人気の高いモデルへと成長したフォレスターだが、じつは初代、2代目までは意外にもオンロード性能を重視したスポーツビークルとしての一面も持ち合わせていた。
細かな改良が施されたS/tb STi II
2000年5月に登場したS/tb STiだが、登場から約半年後の12月にS/tb STi IIが登場! エアロパーツなどはS/tb STiに準じたものだが、ルーフレールをローマウントタイプに変更するなど細かな改良が施されている。注目はBBS製鍛造ホイールが16インチから17インチへアップしていることだった。それに伴いタイヤサイズも215/60R16から225/45R17へサイズアップ。
マニュアルミッションを搭載したS/tb STi II タイプM
STi IIが登場した翌2001年10月には、待望のMTを搭載した S/tb STi II タイプMが登場。最高出力を10ps向上させる専用スポーツECUや専用スポーツマフラー、アルミ製インタークーラーダクトやシリコン製エアダクトホースなど、エンジンまわりにも手が入った初代フォレスター最強モデルだ。