基本を抑えて使い勝手のいいサイトを作ろう!
テントやタープ、テーブル、チェアなど、キャンプ用品をすべてそろえて初めてのキャンプ。ワクワクする気持ちも大きいですが、初めての体験でわからないことも多く、不安な気持ちもあると思います。
そんな不安に思うもののひとつに、テントサイトのレイアウトがあります。テントやタープの建て方はわかっていても、いざ建てようとすると、どこに何を設営すればいいのだろうと悩んでしまうことも……。
レイアウトの基本は「動線」の確保
キャンプサイトのレイアウトは、動きやすいように「動線」を考えてレイアウトすることが基本。タープ下のリビングを中心に、テント、キッチン、クルマ、サイトの外へと行き来しやすいようにレイアウトします。
テントの入口はリビングに向けて
前述の通り「動線」を考えてレイアウトすることが基本。そう考えると、テントの入口はリビングに向けておくと、出入りしやすいということになります。
シュラフは入口に足を向けて並べる
サイトのレイアウトもさることながら、テント内のレイアウトでも頭を悩ませてしまうことがあります。それがシュラフの並べ方です。
キッチンの並びは家庭を参考に
ツーバーナーやクーラーボックス、調理台テーブルを並べてキッチンを作る際は、調理の作業の流れを考えてレイアウトします。調理の流れは、食材を出す→洗う→切る→加熱するが基本。これがスムースに行えるように、クーラーボックス→ウォータータンク→キッチンテーブル→ツーバーナーといったレイアウトにするといいでしょう。
キッチンや卓上BBQはタープの外側に
ツーバーナーを置いたキッチンや卓上BBQグリルなど、火を使うものはタープの下に入れないようにレイアウトします。万が一、バーナーの炎が大きく上がったり、木炭の火の粉が舞い上がったりすると、タープを溶かしてしまったり、穴を開けたりしてしまいます。
雨の日などは仕方がありませんが、それでも火元とタープとの距離は十分にとり、火をなるべく小さくするなどして、注意して使用しましょう。ただし、テントのなかで使用することは厳禁。一酸化炭素中毒や火災の原因になってしまいます。