今、再評価を受けつつある90年代の国産車
さまざまな魅力あるモデルが登場し、今でも多くのファンが支持する90年代の日本車。当時から人気だった名車も数多く登場しましたが、バブルの名残からか冒険しすぎてあまり売れなかったモデルも……。しかし、そんな当時不人気だったモデルでも現在価格高騰中なモデルも多くなってきました。今回は現在再評価されているモデルたちをピックアップしてご紹介
日産フェアレディZ(Z32)
4代目フェアレディZ、通称Z32はバブル真っ盛りの1989年に登場しました。ワイド&ローなスーパーカーチックなボディに自主規制いっぱいの280psというエンジンを搭載し、スポーツカーな雰囲気は満点でした。
三菱FTO
1994年に登場したのがFTOです。搭載するパワーユニットは2リッターV6「MIVEC」エンジンは200psを発生。V6エンジンを搭載したFFモデルとしては運動性能にも優れており、FF最速の名を欲しいままにしました。
ユーノス・コスモ
90年代といえば、各メーカーがこぞってスペシャリティクーペを登場させた時代でもありました。そんな時代の流れのなかで、1990年にマツダから登場したのが3代目コスモ。
ホンダ・シビッククーペ(EG/EK)
1993年に日本市場でシビックファミリーに加わったシビッククーペは、当初アメリカ市場向けに販売されていたモデルでした。
当時のシビッククーペというとスポーティな走りを期待してしまいますが、ハッチバックのスポーツグレード「SiR」に相当するグレードはありません。どちらかと言えばセクレタリーカー的なイメージが強いモデルとなってしまい、当時はあまりインパクトがありませんでした。
しかし、映画ワイルドスピードシリーズに端を発したスポコンブームもあってか、中古相場は高騰傾向へと変化。
トヨタ・ソアラ(JZZ30)
初代、2代目とデートカーとして人気を博したソアラ。続く3代目は1991年に登場しました。北米市場を中心にレクサスブランドで展開することもあり、流線形のデザインへと大幅に変更を受けています。