オールインワンで使いやすく安心感絶大モデル!
【IDEALエアマックス】
「ユーザーからの声を大事にする」だけではなく、それを取り付けるプロショップとの連携を密に行うことで高いクオリティを保持。つねに一歩先をゆくエアサスをブランド展開するのがここで紹介するイデアルだ。
今回はそんなイデアルのフラッグシップモデル「エアマックス」を東北の雄、ティーセレクションがアルファード(レクサスLM仕様)に装着した。
このエアマックスは、新しい液晶リモコンや新型の電磁弁を採用し、利便性の向上に大きな注目を集めた。さらに、ウォーターセパレーターやミストフィルターといった、従来オプション品だったアイテムを標準装備としたことで、トラブル回避とメンテナンス性の向上を飛躍的に向上させた。
取り付けを請け負うショップも、装着後の定期的なメンテナンスがしやすくなるため、ユーザーとお互いウィンウィンな関係ができる。ちなみにアルファードにはオプションのピロアッパーを装着。足を寝かせることで225タイヤをフェンダー被せまで落とし切ることが可能だ。
減衰力36段階調整でキメ細やかな乗り味にセットできる
取材車両であるティーセレクションのアルファードが装着するエアバッグは、標準のベローズを採用する。車高を上げて走る際の乗り味を優先させたセレクトとなり、リヤに付けたエアバッグはキットモデルだ。
また、全長調整式の車高調整機構が備わり、ローダウン時にブレーキホースが絡まないための処置としてシェルケースにステーが付く配慮がなされているのもポイント。エンジンルームの奥にアッパーマウント位置が見えるが、これが減衰力調整のツマミとなり、36段調整とすることでキメ細やかな乗り味を堪能することができる。
車高調整には好評のアルミ削り出しとなる豪華なリモコンが用意され、標準/デジアナ/アナログと表示モードも多彩。車高記憶エアレベリング式が採用され4段階の車高セットの登録が可能だ。
コンパクトな受信機一体型の新型電磁弁を採用
床下収納に備わるキットは、小振りなので荷台を有効利用できる。機能的に整然と備えられているので整備性も問題なしだ。浮きロゴがクールな新型電磁弁は、受信機と一体化したオールインワンモデルとなっており、設置位置に困ることがないコンパクト設計を採用する。
また、コンプレッサーから出る油分や空中の埃を取り除くミストフィルターと空気中の水分を99%カットするウォーターセパレーターが標準装備されるのが見逃せない。
【IDEALエアーマックス】
□価格:60万4890円/2独(税込)~71万4890円/4独(税込)
□キット内容:4ガロンアルミタンク(シルバー)、コンプレッサー、6mmエアーホース、圧力スイッチ、ヒューズボックス、フィッティング、エアーレベリング電磁弁、車高記憶エアーレベリングリモコン、車高記憶スペアリモコン、マニュアル、セッティングボード、リモコンユニット、ミストフィルター/ウォーターセパレーター(タンク直付けフィッティング)
□対応車種:アルファード、ヴェルファイア、エスティマ、ノア、プリウス、プリウスPHV、プリウスα、ヴォクシー、ウイッシュ、エスクァイア、bB、ルミオン、アクア、タンク、C-HR、レクサスCT、オデッセイ、ステップワゴン、フィット、ヴェゼル、ジューク、ティーダ、エルグランド、セレナ、アクセラ、CX-3、CX-5、インプレッサ、レガシィ、レヴォーグ、XV他多数
[30系アルファード用の車高調整幅]
□車高調整幅:0~-200mm
ただ落ちるだけじゃなく極上の乗り心地が楽しめるキット!
【Air forceダイヤモンドスーパーパフォーマンスキット】
エアフォースのエアサスは、まずベーシック/ラグジュアリー/ゴールド/スーパーパフォーマンスという4つのシステムからひとつを選ぶ。そのそれぞれにプラスできるのがこのダイヤモンドキット。ちなみにエアフォース装着車の約5割はダイヤモンドキットを装備するそうで、組み合わせるシステムはスーパーパフォーマンスが一番人気だとか。
そんなダイヤモンドキットの最大の特徴はリザーブタンク、いわゆる別タンが装備されていること。通常はシリンダー内に封入されている高圧窒素ガスを別体タンク側に格納することで、シリンダー内のオイル容量を大幅にアップ。オイル容量の増大はエアサスの場合、ストローク量と乗り心地に直結するため、しかもショックはオイル容量を稼ぎやすい単筒式を採用しており、衝撃をしなやかに吸収する極上の乗り心地を実現できるのだ。
そして減衰力は、縮み側と伸び側とでそれぞれ個別調整が可能。落ちるのは当然で、そこに極上の乗り心地を加えたのがこのダイヤモンドキットなのだ。
リザーブタンク搭載で乗り心地を追求
シリンダー内のオイルに加え、別体タンクに高圧窒素ガスを封入することで、オイル&ストローク量を大幅に高めている。しっかりとした、なおかつしなやかでロールを抑える極上の乗り味を実現してくれる。
減衰力調整は伸び側が36段、縮み側が24段という2ウェイ調整式。伸び側はソフトだけど縮み側はハードめ、といったより細やかな減衰調整を実現している。
また、キャンバー調整が可能なアッパーマウント(3万800円/税込)も用意される。約3度のキャンバー角が調整可能で、オプションパーツとして選ぶことができる。妥協なきスタイリング重視派は注目で、アッパーマウントはピロ特有のコトコト音を抑えるため裏はゴム素材で覆われているのもうれしい設計だ。
全長調整式の採用でエアサス特有のフワフワ感もなし!
車高調整の基本システムは電磁弁式のスーパーパフォーマンスとなる。クイックで精度の高い車高調整はこの電磁弁が司ることで、ストレスなく車高を上げ下げすることができる。 もちろん車高が変わってもストローク量がキープできる全長調整式を採用し、車高の調整幅はフロントが約100mm、リヤが約110mmとベタ落としも可能だ。
走行時の感触は、エアサス特有のフワフワ感がなく、ハンドリングはむしろスポーティな印象。乗り味としてはかなりしっかりしていてコーナーでもロールが抑制され、快適かつスムースに走ることができる。 車高調整操作はシンプルな基本操作のみが可能な小型のリモコンと、使いやすい液晶モニター搭載のワイヤレスリモコンの2種類を付属。ワイヤレスリモコンはUSB充電式となっている。
【ダイヤモンドスーパーパフォーマンスキット】
□価格:82万5000円
□キット内容:ダイヤモンドキット、コンプレッサー、5ガロンステンレスエアタンク、設置プレート、デジタル圧力センサー付バルブ(4輪独立)、ECU、LEDモニターリモコン、リモコン小、水分除去フィルター、タンク内圧力センサー、受信アンテナ、USB充電ケーブル、ホース&配線一式、ほか
□対応車種:30アルファード&ヴェルファイア、グランエース、80ノア&ヴォクシー、80ハリアー、C-HR、C26/27セレナ、マツダ3、ほか
[30系アルファード用の車高調整幅]
□車高調整幅:フロント:約100mm/リヤ110mm
□減衰力調整:フロント、リヤ各伸び側36段調整/縮み側24段調整
【詳しくはこちら】
〇エアフォースジャパン TEL.0467-50-2000 https://www.airforce-sus.jp
〇ACC TEL.0790-23-0700 https://www.accincjp.com
〇イデアル TEL.086-250-9000 https://ideal-japan.net