オールジャンルミーティングで見かけた注目モデルを紹介
10月某日、オールジャンルミーティング「C/PARK DEP」がスポーツランドSUGO(宮城県)のMパーク駐車場にて開催された。全国各地から400台を越えるカスタムフリークを集めた本イベントだが、そのなかでも本誌注目のオーナーカーを紹介しよう。
全体から「本気」のオーラが漂うマーチ
ヘッドライトを見る限りベース車両はK12型日産マーチ、しかし全身から放たれるオーラはタダ者じゃない。その理由は単にインパクトのだけにとどまらない、作り手の揺るぎないコダワリと緻密を極める作業にあった。
まず大前提として知ってもらいたいのは、このクルマがプロショップのデモカーではなく、プライベーターが趣味で作り上げたこと。ちなみに製作者とオーナーは別の人物で、7年の歳月をかけ二人三脚で仕上げたという。
テーマは『海外でウケるカスタムカー』で、車検を取って公道を走ることは考えず、イベントのときは積載車で運ぶのが大前提。だからこそココまで大胆なカスタムが可能になったそうだ。クルマ作りのアプローチも面白い。例えばフェンダー。まず完成形のフォルムをオーナーとふたりで頭に描き、そこから逆算的にサスペンションやフレームを製作した。