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「風車」「ケミカルライト」がなぜ「あると便利」なのか? キャンプで重宝する「神7」アイテム

テントイルミネーション

キャンプサイトで飾って使える幸せいっぱいの便利アイテムとは

 最近のキャンプは自分のライフスタイルを主張するように、より個性的なサイト作りがトレンド。とくに子どもたちを連れたファミリーキャンプでは「苦行」のような野営ではなく、リビングの延長線上としての「快適性」と「楽しさ」が求められているのだ。 ここでは、明るく楽しいファミリーキャンプを盛りあげてくれる名バイプレイヤー「神7」アイテムを紹介する。

広いキャンプ場で迷子防止にも役立つ個性的な装飾アイテム!

【神アイテム01:ウインドスピナー/ガーランドフラッグ】

 キャンプサイトを飾るウインドスピナーやガーランドフラッグ。一見、派手な飾りに思えるかもしれないが、小さな子どもを連れてのファミリーキャンプにはとても重要なアイテムとなることを覚えておこう。 目印として役立つウインドスピナーやガーランドフラッグは同じようなテントが並び、方向感覚を失いがちなキャンプ場でも「目印」として役立ち、迷子になることを防止してくれるのだ。また、風になびくカラフルなアイテムは視覚的なインパクトもあり、子どもたちの記憶に残ることで一生の思い出になるはずだ。

暗いキャンプ場での「映え」は安全性にもお役立ち!

【神アイテム02:ストリングライト/イルミネーションライト】

 キャンプの主役であるテントやタープだが、ロープの張力によって空間を保つ構造材として欠かせないのが張り綱の存在だ。設営で苦労する人も多いと思うが、張り綱に足を取られて転んでしまった、首を引っ掛けて怖い思いをした……という人も多いのではないだろうか? とくに夜間はなおさらのこと。子どもたちにとっても大きな脅威になることは否めない。 そこで、おすすめしたいのがLED式のストリングライトやイルミネーション用のライトである。張り綱にLEDなどのライトを添わせることでキャンプサイトを華やかなに飾ることができ、目印になることでロープやペグに足を引っかけて転倒する危険を回避してくれるのだ。最近では乾電池式のイルミネーションライトも市販されているので、電源の確保に苦労することもない。

ペグや張り綱の存在を静かに主張するケミカルライト!

【神アイテム03:ケミカルライト】

 前項で紹介したLEDのイルミネーションライトは派手すぎて………という人におすすめしたいのが、釣り具店や100均で売られている「ケミカルライト」だ。本来の使い方は釣りで使用する浮きやルアー、竿先に装着するもので、スティックに内蔵されたガラス管を折ることで内蔵された液体が化学反応を起こして発光させることできる。このケミカルライトをロープやペグに取り付けることで危険の防止に大きく役立つ。

カトラリーを色分けすることが地球環境を守る近道に!

【神アイテム04:カラフルなキャンプカラトリー】

 キャンプで紙皿や割り箸を使っている人も多いはず。しかし、動き回っているうちにどれが自分のものだかわからなくなり、新しいものを何度も使ってしまうことも少なくない。そこで、食器やカトラリーを色分けしておけば自分専用だということが一目瞭然となり、資源を無駄使いすることなくゴミを減らすこともできるのだ。 また、同様にテーブルの上にランチョンマットを敷くのもおすすめ。テーブルの汚れを防止することができ、使用後の後片付けも簡単になる。テーブルをカラフルに飾りながら、自然環境にも優しいエコロジーなひと工夫。自然を愛するキャンパーにおすすめの知恵である。

キャンプの昼寝を快適にしてくれる映えるハンモック!

【神アイテム05:ハンモック】

 日常では使うことの少ないハンモック。キャンプサイトを飾るトッププラスの映えアイテムだが、じつは映えだけではなく優秀な性能を有していることはあまり知られていない。キャンプ場でノンビリと昼寝をしたいと思っても、芝生や草地は湿気が多く防水シートを敷かなければ楽しむことはできない。また、ホールディングチェアはフラットにできるものが少なく昼寝には物足りない。 そこで、優秀な使い勝手を披露してくれるのがハンモックである。地面の湿気や泥汚れを気にすることなく昼寝が楽しめ、使わないときには荷物を乗せるラックとしても機能する。フラットな場所が求められるコットとは違い、木々の多い場所なら斜面でも使うことができるのも大きな魅力。最近では100均でも500円程度で市販されているのでキャンプアイテムに加えるものおすすめだ。

達人キャンパーをイメージさせる魔法のネット!

【神アイテム06:ドライネット】

 何かと便利に使え、飾り棚としても使えるドライネット(干し網)。食材の保管や洗った食器の乾燥に使えるのはもちろんだが、スマホやクルマの鍵を入れておく保管庫としても機能する。ネット構造なので中身が見えることあり、見失うことなくすぐに取り出すことができる。 ドライネットにカットしたキノコや野菜、果物、開いた魚などを入れておくことで旨味を倍増させることができる。とくにキノコはカットして2~3時間ほど日当たりが良く風通しの良い場所に干しておくだけで歯ごたえと旨味がアップし、ビタミンDの量もアップするという。キャンプ飯をランクアップさせる優秀なドライネットはサイトを飾る達人キャンパーのマストアイテムなのだ。

初期投資は大きいが何かと役立つ近代キャンプの名脇役!

【神アイテム07:ポータブル電源】

 今、キャンプサイトで人気急上昇中のギアといえばポータブル電源だ。電源の確保を気にすることなく手軽に電化製品が使える高出力のアイテムを用意すれば、キャンプの可能性は大きく広がる。容量の大きなものなら電子レンジを使うこともでき、寒い夜には電気毛布や電気ストーブが使用できるので、テント内での一酸化炭素中毒を心配することなく眠りにつくことができる。 ハイエンドモデルでは30万円を越えてしまう機種も存在するが、お手ごろなアイテムなら2~3万円程度から手に入れることも可能(消費電力が大容量になると価格は高くなる)。もちろん、アウトドアで重宝するポータブル電源は、災害時にも威力を発揮してくれるライフラインとなる。初期投資は大きいがキャンプだけでなく家族を守る防災ギアとして手に入れるのも賢い選択だ。

 キャンプで使える名バイプレーヤーになる神アイテムを紹介したが、あくまでもキャンプスタイルに合わせて工夫することが大切。「映え」でマウンティングするのではなく、便利で安全な居住空間を演出することで誰もが幸せになれるキャンプが楽しめるはずだ!

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