コンパクトでも車内が広い「フィットシャトル」
コンパクトワゴンではシャトルに注目したい。2014年式はフィットシャトルと呼ばれ、コンパクトサイズながらも車内は広かった。空間効率の優れたフィットをベースに開発されたからだ。後席を床面へ落とし込むように畳むと、荷室長は約1800mmに達する。荷室高にも余裕があり、車内で就寝するときの使い勝手はレガシィツーリングワゴンやアテンザワゴンなどのミドルサイズに近い。
フィットシャトルの2014年式の中古車を見ると、ハイブリッドが多いが、ノーマルエンジンであれば70〜80万円で走行距離が2万km以下の上質な車両も選べる。フィットシャトルは外観に丸みがあり、ワゴンらしさが乏しい。これは欠点でもあるが、人気も低いために価格の割安な中古車を選べる。コンパクトサイズとあって、年式の割に走行距離が短いことも魅力だ。