自作トライポッドでキャンプの夕食を充実させたい
寒い季節のキャンプで、友人と鉄鍋料理を囲むのも楽しいだろうなと思い、簡単なトライポッドを作ってみました。家型テント用のアルミのポールがあったので、三脚にはそれを利用します。ポールを2本連結すると、高さが120cmくらいになります。まず10cmほどのボルト3本にドリルで穴を開けます。
針金で3本を束ねて、中央にロープフックを取り付けます。三脚を開いて立てたら、ポールの上部にボルトを1本ずつ差し込んで自立させます。
フック付きの滑車を使い鍋の上下も可能に
次に薄い鉄板をカツオ節型にカットしたら形を整え、反らせた状態で三脚の1本にリベットで留めます。これはヨットなどのデッキクリート(係留金具)みたいに、鍋を吊り下げたロープを巻きつけるのに使います。
鍋に食材が入ると意外に重くなるので、フック付きの滑車で鍋を吊り、クレーン式に上下できるようにしてみました。
ロープの端末を金具にグルグルと巻きつけるだけでも固定できますが、ロープワークの「クリート・ヒッチ」という結びを使うと、見た目もきれいに確実に固定することができます。
地面に直火は避けたいので、使い古したバーベキュー用の鉄板を炭受けにします。鉄板の四隅にドリルで穴を開け、長い全ネジを脚にして金網を載せればバーベキュースタンドになり、短いボルトを脚にすると、トライポッド用の炭受けにできるようにしています。