食べきれなかった食材
バーベキューやキャンプになると、気分が高揚してしまい必要以上に食材を購入してしまう人も多いはず。食べきれなかった料理はゴミとなり不法投棄の原因になってしまうので、必要量の食材を買うことが重要だ。
また、途中のスーパーや道の駅で食材を買うのも楽しいものだが、そうなると食材を入れていたトレーやビニールのパッケージもゴミになってしまう。バーベキューやキャンプの場合、現地調達ではなく事前にメニューを考えて下ごしらえをしておくことがゴミの軽減につながるとともに、美味しさをランクアップさせる上級者のテクニック。
使用する野菜は事前にカットし、肉や魚は下味を付けてビニール袋(指定のゴミ袋)に入れ、スープ類は人数分を煮込んだあとにジプロックなどのストック袋に入れて冷凍しておくべし。冷凍したスープは保冷剤として使うことができるので一石二鳥だ。事前の下準備は面倒だと思われそうだが、現地での下準備がいらない「時短」はバーベキューやキャンプでのんびりと過ごす時間として有効に使うことができる。
下準備をすることで現地に食材のトレーやパッケージを持ち込むこともなく、野菜などを入れていたビニール袋はゴミ袋として利用することができる。肉を入れていた袋は燃えないゴミ、野菜を入れていた袋は燃えるごみ用として使い、自宅に持ち帰ってから処分しよう。
まとめ:マナーを捨てないでほしい
河川敷やキャンプ場にゴミを捨てるのは法律に違反するのはもちろんのこと、ゴミを投棄しないのは人としての「常識」である。バーベキューやキャンプは自然の一部を借りて楽しむレジャーであり、使ったあとは元の状態に戻し自分の痕跡を消し去るのが掟。そこまでを楽しみとして考えることが必要であり、これからもバーベキューやキャンプを楽しむためには欠かせないマナーであることを忘れないでほしい。