クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • これぞ「王道」のカスタム! あの「Gクラス」が激変する「欧州の老舗アイテム」が衝撃的すぎた
CUSTOM
share:

これぞ「王道」のカスタム! あの「Gクラス」が激変する「欧州の老舗アイテム」が衝撃的すぎた

投稿日:

TEXT: 山崎元裕(YAMAZAKI Motohiro)  PHOTO: 木村博道/Auto Messe Web

快適性に磨きをかける脚と乾いた音質のエキゾースト

 箱根のワインディングロードで、KWとアクラポヴィッチというふたつのメジャーブランドからのアイテムを得たG63の走りを試す。

KW&アクラポビッチデモカーの走り

 まず印象的だったのは、やはりKW製サスペンションキットの効果。こちらはスイッチ操作で3段階のダンパーセッティングが選択できるが、意外にも、もっとも魅力的に感じたのは、ソフト方向のセッティングだった。これだけ重量のあるボディがロールしていながら、コーナリングでは怖さを伴うロール感をドライバーに伝えることがない。4輪の接地感にともかく優れたフットワークなのだ。フロントで0〜30mm、リヤで5〜30mmという車高調整の効果が大きく表れた結果だ。

KWのサスペンションキット

 一方のアクラポヴィッチのエキゾーストシステムが奏でるサウンドだが、じつに魅力的なものに変化していると感じた。モーターサイクルの世界を制し、2008年から4輪のエキゾーストシステムの開発と生産に進出した同社は、メジャーなスポーツカーメーカーから純正のアイテムとして指名されるほどの技術、とりわけチタンという軽量素材の扱いに長けたメーカーだ。

アクラポヴィッチのエキゾースト

 実際に装着されているのは「エボリューションライン」と呼ばれるアイテムで、これはセンターパイプからエンド部分までをカバーする構造。サウンドはノーマルのG63が、おそらくはメイン・マーケットとなるアメリカ市場の好みに合わせた、ドロドロとした音質であるのに対して、軽量なチタン、そしてその薄さによってより乾いた印象の、スポーツモデルらしいサウンドを演出している。

 ちなみにこのキットも、センターコンソール上のスイッチで音量の調節が可能。とりわけ小さなボリュームを選択したときの静かさには驚かされた。

音量調整のボタン

 この橋本コーポレーションコーデのカスタムG63は、おそらくはGクラス・チューニングで、もっとも高価な組み合わせだろう。ただ、一流のアイテムを使うことは、結果的に最大の効果を生み出すことになるということを証明している。

12
  • アクラポヴィッチのエキゾースト
  • KW&アクラポビッチデモカーGクラスのリヤビュー
  • KW&アクラポビッチのGクラスデモカーフロント外観
  • 音量調整のボタン
  • KWのサスペンションキット
  • マフラー出口
  • ノーマルのGクラス
  • KW&アクラポビッチデモカーの走り
すべて表示

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS