現地調達で地産地消へも参加
何かしらの仕込み素材を持ってキャンプ現場に向かえば、道すがら食材を捜しあぐねて疲れるようなこともなく、ゆったりとドライブしながらキャンプ場に向かい、ときには地産素材をチェックしてゆく余裕も生まれてくることでしょう。
海か山か季節にもより調達できそうな食材が異なってきたりします。キャンプ場に向かう途上で、道の駅などに並んでいる野菜、肉、卵を見ながら旬の料理の食材がひょっこりと現れれば、そのときのキャンプに彩りを添えられる食材となるわけです。
冬の定番は鍋料理であるならば、途中に魚市場などあれば鮭の調達も可能かもしれません。鮭とともに特産のキャベツも大きくぶった切って、石狩鍋でもちゃんちゃん焼きでも。地鶏や鴨などが見つかれば、大量に白菜、ネギも投入しての鶏鍋、鴨鍋もあるでしょう。生姜、ニンニク、醤油、昆布と料理用酒さえ持っていけば、現地調達の旬の素材の大胆な投入にワクワクするキャンプならではの鍋が実演できます。
とはいえ振り出しに戻れば、天候なども含め、自然界では何が待ち受けているかわかりません。その場で収穫自給自足する、あるいは購入し地産地消する鮮度の高いものを食する。これまた自然を痛感するのにはもってこいのものですが、さらに準備として何かに漬けて仕込んでおいた食材をひとつでも持っていけば、キャンプ飯での心強いアシスト素材となってくれるのではないでしょうか。