ふたたび軽乗用車マーケット参入の実弾
1974年のライフの生産終了以降、11年のブランクを経たのち、1985年にホンダは軽乗用車マーケットに復帰しました。新規投入したモデルはトゥデイで、1993年には2代目に移行したことからライフは一代名跡となるかに思われました。ですが、その2代目トゥデイの基本コンポーネントを流用して、2代目となるライフ(JA4型)が1997年に登場しています。
1.5ボックスの4ドアセダンだった初代ライフはもちろん、ボンネットバンだったトゥデイともコンセプトが一転し、軽のトールワゴンとして登場した2代目ライフ。
そのコンセプトを踏襲したまま1998年に3代目(JB1/2/3/4型)、2003年には4代目(JB5/6/7/8型)、2008年には5代目(JC1/2型)へと発展していきました。
そしてN-WGNが登場したのを受けて、2014年の4月に販売を終了しています。初代ライフも、四半世紀のときを経て復活した2代目以降のライフも、今では立派な歴史の一部となってしまいました。