愛車とカフェが融合した自分だけの空間
5年ほど前に建設したばかりとは思えない、ノスタルジックな雰囲気の住居兼店舗。「住居も兼ねたデザインにしてもらって、和のテイストで仕上げました。元々はアメリカのカーカルチャーが好きなので、アメリカンハウスも考えましたが、気候風土なども考えて最終的に今のスタイルになりました。でも、この雰囲気にも意外とアメ車もハマるんですよ」。 ガレージ、住居、そして生業としてのカフェ。それらすべてが調和しているのは、これまでのオーナーのクルマとの向き合い方の集大成であり、まさに谷内さんの人生そのもの。「長年青空駐車だったクルマをやっと過保護にしてあげらました(笑)」。ガレージの奥に収まるのは、じつはこのポーターよりも長く所有し続けている1964年型三菱360。エンジンその他、鋭意レストア中とのこと。
またオーナーのこだわりが詰まった昭和アンティークに囲まれた店内のテーブルと椅子もポイント。中間色のグリーンの色合いもオーナーのセンスが発揮された部分で、店舗の奥にチラッと見える冷蔵庫や小道具もこだわり。これら昭和40年代くらいまでの小物やおもちゃなどは、いまではなかなかに見れない貴重な品々。しかもそれらを納める棚まで当時モノだという。