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10ベストカー決定! 今年の「年クルマ」はどのモデルに?【日本カー・オブ・ザ・イヤー2021-2022】

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 西川昇吾/日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会

今年の「10ベストカー」はどんなモデル?

トヨタGR86/スバルBRZ

 トヨタとスバルが共同開発で生み出したFRスポーツ。今回のフルモデルチェンジで2代目となり、キープコンセプトのまま2.4Lへと排気量が拡大されました。トヨタGR86/スバルBRZ

トヨタMIRAI

 トヨタ初の量産燃料電池車の2代目モデル。FWDからRWDとなり、トヨタのTNGAプラットホームも採用され、このフルモデルチェンジで高級セダンとしての魅力がアップしました。トヨタMIRAI

トヨタ・ランドクルーザー

 悪路走破性や耐久性の面で世界的に高い評価を受けているクロスカントリー車。今年14年ぶりにフルモデルチェンジされました。ユーザーからの人気も高く、ホームページにも2年以上納車待ちと書かれているほどです。トヨタ•ランドクルーザー

日産ノート/ノート オーラ/ノート オーラ NISMO/ノート AUTECH CROSSOVER

 日産を代表するコンパクトモデル。今回のフルモデルチェンジで3代目となりました。新世代のe-POWERシステムの採用や運転支援技術の充実。さらにはプレミアムなオーラやSUVライクなクロスオーバーなど、先代よりもバリエーションが豊かになりました。日産ノート/ノート オーラ/ノート オーラ NISMO/ノート AUTECH CROSSOVER

ホンダ・ヴェゼル

 ホンダの売れ筋コンパクトSUVであるヴェゼル。今回のフルモデルチェンジで2代目となりました。新世代のハイブリッドシステムや利便性に優れた装備が新たに採用され、さらに魅力的なモデルとなっています。ホンダ・ヴェゼル

三菱アウトランダーPHEV

 12月に販売予定のアウトランダーPHEVは、PHEVシステムやボディ、シャシーなどすべてを刷新し大幅にしました。進化した車両運動統合制御システムS-AWCも組み合わされており、三菱が持つ技術を存分に投入したモデルと言えます。三菱アウトランダーPHEV

BMW4シリーズ(クーペ/カブリオレ/グラン クーペ/M4クーペ)

 3シリーズクーペからの流れを汲む4シリーズ。今回のモデルで2代目となります。ベーシックなクーペを皮切りにソフトトップを持つカブリオレ、4ドアクーペのグランクーペ、スポーツモデルM4が用意されていて、懐の深さを感じます。BMW4シリーズ(クーペ/カブリオレ/グラン クーペ/M4クーペ)

シボレー・コルベット

 アメリカンスポーツを代表するモデルであるコルベットは、今回のフルモデルチェンジで8代目となりました。FRからMRへと大きく変わり、スーパースポーツとしてはリーズナブルな価格と高い走行性能が評価されています。   シボレー・コルベット

メルセデス・ベンツCクラス

 5代目となったCクラスはメルセデス・ベンツの定番と言えるモデルです。全グレードが電動化されたのが大きなトピックスと言えます。それ以外にも最新の運転支援システムの採用などが特徴的な点として挙げられ、時代の最先端を行くモデルです。メルセデス•ベンツCクラス

フォルクスワーゲン・ゴルフ

 Cセグメントハッチバックのモノサシとされるゴルフ。8代目となったこのモデルは「デジタル化」や「電動化」などが進化のポイントとして挙げられます。次世代ハッチバックのスタンダードとも言える進化を遂げたモデルです。フォルクスワーゲン・ゴルフ

 また、K CAR オブ・ザ・イヤーにはスズキのワゴンRスマイルとホンダのN-ONEがノミネートしています。スズキのワゴンRスマイルとホンダのN-ONE

今回の試乗会は選考前最後の場

 今回袖ケ浦フォレストレースウェイで行われた試乗会は、選考委員の方々で考え方はさまざまだと思いますが、ノミネート車の最終確認の場であります。サーキットで試乗会を行っているため、もちろんレーストラック上での試乗もできますが、周辺一般道での試乗も可能となっています。また、試乗だけではなく、各車を一斉に見て比較できるのも今回が選考前最後の機会となります。トヨタ・ランドクルーザー

 そのため選考委員の方が各車を試乗し熟考する姿や、「悩ましい……」という声を上げている様子が会場の各所で見受けられました。それだけ10ノミネートに残ったクルマは評価が高く、甲乙つけがたいということでしょう。スバルBRZ

 また、各メーカーにとっても今回の試乗会が最後のアピールタイムとなります。広報担当者だけでなく開発陣も現地へ赴き、選考委員に説明をしている様子も見受けられました。日本カー・オブ・ザ・イヤー

最終選考会は12月10日にオンラインで開催

 今年の日本カー・オブ・ザ・イヤー最終選考会は12月10日の予定で、オンラインで発表となります。どのクルマが受賞するのかが一番気になるのはもちろんですが、各部門の受賞車も気になるところです。また各受賞車だけでなく、選考委員の選考理由にも注目していきましょう。自身が気になるクルマを選考委員が選んでいたら尚更チャックすべき。きっとクルマ選びの参考になるはずです。

【詳しくはこちら】

https://www.jcoty.org/

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