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「3つ年上の恋人」は観音開きの「ランクル80」! デートはいつもスリリングな「泥んこ遊び」

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TEXT: 岩田直人(IWATA Naoto)  PHOTO: 木下 誠

  • 23歳のランクル80オーナー

  • ランクル80(オフロード走り)
  • ランドクルーザー80(クロカン仕様)
  • ランドクルーザー80(リヤスタイル)
  • ランドクルーザー80(オージースタイル)
  • ランドクルーザー80(サスペンション)
  • ランドクルーザー女子(大島清香さん)
  • 23歳のランクル80オーナー
  • ランドクルーザー80(70用フェンダーミラー)

20代前半で謳歌する「ハチマル女子」のランクルライフ

 昔からヨンクが好きだったわけではないが、トヨタ・ランドクルーザー80の存在を知り、実際に所有し始めてからとにかくオフロードを走ることに夢中になった。起伏が激しくて少しでも気を抜いたら横転してしまう、男でも怯むようなフィールドも恐れることなく突き進む。各地にランクル仲間も増え、今が一番楽しい時期。ランクルに乗ってから変わったハチマル女子、大島清香サンのランクルライフに迫る!

初出:ヨンクスタイルvol.4(※一部、加筆修正)

この子とならどこへでも走れる! 頼もしい相棒に出会えた幸せ

 初の愛車は日産エクストレイル。もともとSUVに興味があったというわけではなく、大きなクルマが良かったから。そのころからSNSを始めていて、同車種のオフ会にも参加。交流を深めて輪が広がる楽しさを知った。しかし、とあるランクル40のオーナーと知り合ったのがきっかけで、清香サンの人生が大きく変わることになる。「その方がランドクルーザー80(以下、ハチマル)に乗っている方を紹介してくれて、助手席に座って林道を走ったらすごくオモシロかったんです」ランクル80(オフロード走り)

 私もハチマルに乗りたい。そう決意した彼女はエクストレイルを手放し、ハチマルに乗り換えた。たまたまネットオークションで見つけたこの車両は、まさに彼女が理想としていた「白・ナロー・観音」。ボディカラーはソリッドのホワイトで純正オーバーフェンダーが付いていないナローボディ、そしてリヤハッチドアは観音開き。上級グレードのVX系より、余計な装飾がないシンプルなスタイルが好みだったのだ。しかし、ミッションは5速MT。AT限定だった運転免許は、すぐさま限定解除に踏み切った。そう、ハチマルを買ってやりたかったのがオフロード走行だった。ランドクルーザー80(クロカン仕様)

「経験豊富な方に教えてもらいながら、県内外のオフロードコースに行って走りました。コースによって地形が違うので走り甲斐があります」

 スタックしたら、仲間がジャッキやウインチを使って引っ張り出してくれる。助け合いながらコースを攻略するのも新たな刺激となった。ハチマルは休日だけでなく通勤にも使っている、日々の生活に欠かせない存在で、4年目の現在でも飽きることはないそう。走る道はとてもハードだが、清香サン自身は順風満帆だ。

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