知っているようで知らないガソリンスタンドあるあるエピソード
価格の高騰で注目されるガソリンスタンド。マイカーを所有する家庭にとっては家計への影響が大きく、給油後のレシートを見てはため息が出てしまうほど。つまり、普段の生活には欠かせない存在のガソリンスタンドの“あるある”エピソードをお届け! 「あ~、あるある」「ホントに? そんなことがあるの?」など、共感してくれれば幸いです!
【ガソリンスタンドあるある01:ガススタ? ガソスタ?? 呼び方問題】
マックにマクド……、これは某ハンバーガーチェーンの呼び方あるあるだが、ガソリンスタンドでもこの呼び方問題が勃発している。筆者は、免許を取得したハタチのころから「ガススタ」と呼んでいたので、社会人になり出ていろいろな出身地の同僚や先輩と話をしていたとき「ガソスタ」という呼び方に驚いた。
多分、人によっては逆もしかりで「ガソスタ派」が多いような気がする。中道派の「スタンド」や「GS」という人もいるが、多数派は「ガソスタ」のようだ。それにしても「GS」って……、グループサウンズかっ、つ~の。
【ガソリンスタンドあるある02:給油だけじゃ儲からない】
毎日、続々とクルマがやってきては満タン給油で8000円! など、さぞかし儲かっていそうなガソリンスタンド。ガソリン価格が高騰している現在、ガソリン価格が値上がりする理由は原料の原油価格と為替の変動がガソリン価格の高騰に大きな影響を与えている。そのためガソリン価格が高いからといって、ガソリンスタンドの利益が上がっているわけではなく、逆に給油だけでは儲からないビジネスなのである。
理由のひとつにガソリンにかかる税金がある。ガソリン価格の半分位は税金(ガソリン税※暫定税率含む/石油税/消費税)なので、自ずと利益がいくらになるか想像できると思う。仕入れ値によって利益は異なるが約5~10円(1L当たり)とも言われている。
そのため、昔よく薦められた「水抜き剤」や「洗車」、「オイル交換」などの給油以外のサービスを提供しないと儲けがほとんど出ないビジネスなので、給油以外のサービスを執拗に迫られるのはそのためだ。ほかにも車検代行サービスやレンタカーなど、業務を拡大しているガソリンスタンドもある。
【ガソリンスタンドあるある03:停車位置への誘導発声が個性的過ぎる】
最近はめっきり少なくなってしまったフルサービスのガソリンスタンド。これだけガソリン価格が高くなると、安さを求めてセルフ式のガソリンスタンド利用に切り替えた人も多いのでは? ただセルフのガソリンスタンドで残念なのが、個性的な「オーライ」が聞けないこと。
「オーライ」の語源はall rightで、その意味は大丈夫やグッドのような意味合い。ベテランスタッフになると「オーライ」が進化して「オーロライ」や「オラッイ」、「アライ」「オララ~イ」など、思わずクスッと笑ってしまう発声に出会うことも。ハートウォーミングなちょっとした時間を楽しむために、たまにはフルサービスのガソリンスタンドに出かけてみるのもアリだ!