人気上昇の気鋭ブランドで固めたG63!
Gカスタムの真骨頂とも言えるチューナーズスタイル。ブランドパワーだけでなく、色付けするコーディネート力にこそカスタムセンスが問われる。こだわり派のユーザーと名ショップのコーディネート力はさすがだ!
初出:オンリーメルセデス Vol.204 8月号(一部加筆・修正)
気鋭のフルカーボンエアロとコンケーブデザインを足もとに
メルセデスのカスタムで人気が高く、もっとも深度があるスタイリングモードといえばチューナーズブランドをまとうに限る。
とりわけロケットシリーズを頂点とするハイスペック&ハイパワーのブラバスや、カーボンスタイルの権化・マンソリー、スマートさを訴求するカールソン。そして、歴史に裏打ちされた名門の輝きを放つロリンザーなど、スリーポインテッドスターを華麗に磨き上げるトップチューナーのブランドパワーは、やはり多くのファンを魅了してやまない。
そして、そこに新たに名を連ねるべく彗星のごとく現れたブランドが、このボンド大宮が手掛けたトップカーだ。
Gクラスの持つ迫力をさらに磨き上げる
トップカーデザインはカスタムフィールドでは大変珍しいロシア製ブランドだ。とりわけこのW463A用エアロユニットを見る限り、ブラバスやロリンザーのそれに引けを取らないアグレッシブさには、新進チューナーの気合を感じる。
フロントリップのバーティカルフィンの迫力に前後ルーフにマウントしたスポイラースタイルはいずれもフルカーボンだ。
細部へのこだわりも見落とすことなく、このデモカーをコーディネートしている。足もとには3Pフルリバースリムのハイパーフォージドをセットアップ。セミコンケーブデザイン24インチがもたらす圧力は、左右3発出しマフラーと合わせて、サイドビューを引き立てている。