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自動車メーカー直系カスタマイズパーツの「大きなメリット」とは? 意外と見落としがちな「デメリット」も解説

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

ワークスパーツなら自動車ローンを使ってカスタマイズできる

 そして、正規ディーラーでもパーツの購入や取り付けを頼めるのもワークス系パーツのメリット(※編集部注:車検適合品であればサードパーティ製でも取り付けを請け負う場合もあり)。新車購入時にカスタマイズも一緒に頼めれば、クルマと一緒にパーツ代金もローンに組み込めるし、納車時からカスタム仕様で走り出せるのはうれしいはず。もちろん、製品クオリティに間違いがないためエアロパーツなどもフィッティングに優れ、仕上がりも文句なしだ。GR86(TRDパーツ装着車)

 もちろん保安基準をきちんとクリアしているので、カスタマイズ後もディーラーでメンテナンスや車検が受けられるのも大きい。さらに保証期間が付いているパーツが多いのも頼もしい(※最近はワークス系以外でも、大手チューニングメーカーでは補償付きのパーツもある)。

デメリットがあるとすれば?

 その代わりといったら何だが、ブランド代を含めて価格はやや高めで、ベース車両の開発意図や方向性を重視するので、やんちゃなチューニングはあまり期待できないし、個性もそれほど強くは打ち出せない。いい意味でも悪い意味でも「いい子」仕様になるのもワークスチューンの宿命だ。インプレッサスポーツ(STIパーツ装着車)

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  • インプレッサスポーツ(STIパーツ装着車)
  • GRスープラ(TRDパーツ装着車)
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  • HKS製スポーツマフラー
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  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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