【ホンダ編】パーツの製造廃止が気になるも2代目シビックタイプRなら150万円で狙える
ホンダは正直オススメしづらい。というのも中古車価格が全般的に高く、しかも純正補修パーツの製造廃止が激しいことが理由だ。そんななか、「強いて挙げるとすれならば、2代目シビックタイプR(EP3型)。中身はDC5型インテグラタイプRと同じだが、これならまだ150万円前後で手に入れることができる。
【スバル編】なんとVAB型WRX STIの極上モデルは700万円オーバー!
スバルもホンダと同じく全般的に高値続き。WRX STIはここ1年で約20%も上がってしまった。VAB型の初期型が200万円台で買えるうちに買っておくのもありだが、最終モデルでは新古状態のコンディションで700万円オーバーの個体もある。EJ20ターボ搭載というポイントも加算され、さらなる高騰が予想される。
【トヨタ編】初代86は少しずつ高騰傾向……狙うなら7代目のT230系セリカ
新しいGR86が高評価のトヨタだが、初代のZN6型はまだまだ平均相場で220万円前後。初期型なら160~180万円ぐらいで出回っているので、底値を狙うのならこれかも……。GR86のデリバリーが本格化すれば、もう少し安くなってくるかもしれないが、中古スポーツカー人気の影響で逆に高くなる可能性もある。
GRヤリスやGRスープラはいいクルマだが、現行車なら新車で買った方がいいと思う。あとはT230系セリカ。これが70万円前後なのは確実に底値といえる。車種を問わず、純粋にMTモデルの走りを楽しみたいという人には俄然オススメだ。
【スズキ編】スイスポはどの世代も狙い目! 走り倒すなら2代目も捨てがたい
最後にスズキ。スズキは現行スイフトスポーツがとてもよくできているので、将来値上がり間違いなし。ただ中古車価格は130~140万円ぐらいなので、10年、20年先を考えるなら新車でもよいかと思う。先代の3代目もいいクルマだが、現行車との差は大きく、将来的な人気は未知数。ちなみにいまなら価格相場は65万円ぐらい。それならもうひとつ前の2代目スイフトスポーツを30万円で買って遊び倒した方がいいかも!
また、アルトワークスは次が出てこないかもしれないので、軽スポーツが好きな人は今のうちに。現行ジムニーも大評判だが、相変わらず生産が追いつかない状態で、下手すると新車より中古車の方が高いぐらい。ジムニーが欲しい人は新車をオーダーして、納車を待ち続ける方が得だと思う。