定番の改造メニューは
続いてはジャンルを問わず今も昔も人気がある改造のメニューをいくつか。まずはタイヤとホイール。走りメインならグリップ力の高いタイヤと軽量なホイールを選ぶのがお約束だし、見た目メインならデザインの好みに加えて大きなホイールに扁平率の低いタイヤが定番だ。
それとセットで考えることが多いのは足まわり。オンロードでの走りを重視するなら下げる方向、クロカンやSUVでオフロードを走るなら上げる方向、いずれもルックスじゃなく走行性能を高めるための改造となる。対してドレスアップ系は見た目をカッコよくするためのローダウンで、ある程度の走行性能や乗り心地を犠牲にするのも厭わない。
最後はマフラー。本来は排気の流れをスムースにしてパワーやトルクを稼ぐ、要するに走りを磨くためのチューニングパーツだ。ところが大半の純正マフラーは細く見栄えもイマイチで、ドレスアップ系でも社外品に交換するのが当たり前になった。
走り重視のユーザーであればエンジンの仕様に合うパイプ径、ルックス重視のユーザーなら出口のデザインや音質と、同じマフラーでもこだわるポイントは異なるのが面白い。
まとめ
以上のように『改造車』は何かしらカスタムしたクルマ全般を指し、合法であれば車検や公道を走ることに際してのデメリットも皆無。違法にならないか注意しつつ堂々と改造を楽しもう!