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女性キャンパーに忍び寄る恐怖! アウトドアで犯罪や事件の被害者にならない「心掛け」とは

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TEXT: 並木政孝(NAMIKI Masataka)  PHOTO: 写真AC

準備と心構えその3:車中泊は人気の多い場所を選ぶ!

 今、大流行の車中泊。テントは違いクルマのなかだから安心……と思うのは早計だ。キャンプ場でのオートキャンプならまだしも、ほかの場所で「夜中に窓を叩かれた」「ドアを開けられそうになった」「窓から男性が覗いていた」「不良に囲まれた」などの怖いトラブルも起きている。さらには人気の少ない場所は、大きな危険が伴うということを忘れてはならない。車中泊といえども万が一のことを考えて人気の多い場所を選ぶことも「防犯」につながる大きなポイントなのだ。車中泊する場所は人通りの多い場所で 車中泊をする場合には必ずドアをロックしたことを確認し、簡単に侵入できない状況を作るべし。また、女性らしいクルマも狙われやすい要因のひとつとなる。車中泊での防犯を意識するのなら、女性が乗っている確率が高いと思われる「ぬいぐるみを並べたピンク色の軽自動車」などは避けるのが賢明だ。

準備と心構えその4:車中泊する場所を把握せよ!

 万が一、何か事件に巻き込まれそうになったときに素早く通報できるよう、自分が車中泊をしている住所や位置、目標物をしっかりと調べておくべし。駐車場の名前や目標となる近くのお店を事前に確認し、電信柱の番号(電信柱には個別に番号が記されており通報時の位置確認が明確になる)をスマホで撮影しておけば、通報時に警察が場所明確に把握でき、迅速に駆け付けてくれるはずだ。キャンピングカー 通報時に「助けて下さい」や「場所がわかりません」では到着までに時間が掛かってしまう。事前に明確な位置情報を得ておくことが、自分の身を守る「防犯対策」になる。

まとめ:怖いと思ったら即通報! 周囲の人に助けを求めるべし

 女性キャンパーが増えることでキャンプのイメージが向上し、楽しい趣味として認知されるようになった。決して女性蔑視ではないが、キャンプという非日常の世界において女性がトラブルに遭遇する確率は男性よりも高いことは間違いない。アウトドアと女性 もし何か起こった時は大きな声を上げて周囲のキャンパーに助けを求めてほしい。そして、キャンプや車中泊をするときは、重要なライフラインになるスマホを手元に置いておくべし。警視庁公認の無料防犯アプリ「Digi Police」をダウンロードしておけば、1タップで大音量の防犯ブザーを鳴らすことができる。女性キャンパーは自分の身を守るアイテムとして活用してほしい。

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