レストアとは限りなく新車に近づけることを言う
旧車がブームになって、レストア済みやフルレストア、さらにはセミレストアなど、レストアという言葉も同時に注目されるようになってきた。旧車をきれいにするのがレストアという定義で、みなさんもなんとなくそう思っているだろう。レストアという言葉の意味は「元に戻す」で、レストランも語源は同じで「減ったお腹を元に戻す」といった意味が込められている。
簡単に使ったり、よく耳にするだけに、具体的になにをするのがレストアなのか、わからなくなっているのもまた事実だ。基本的には新車に戻すというのがレストアで、実際には完全に元には戻せないものの、それに限りない状態にまで近づける行為といっていいだろう。
新品部品は高くても可能な限り入手してケチらずに使用
具体的にはボディであれば、腐ったりサビた部分は切り貼りするなどして除去。塗装も無理して問題のない塗膜を剥がすことはないものの、ドンガラにしてすべて塗り直す。エンジンも機能の回復はもちろん、見た目も全部きれいにしたり、足まわりであればブッシュ類も全交換だ。
そのほか窓まわりのゴム類も交換。内装もシートは表皮だけでなく、内部のスプリングなどもすべてやり直して、ドアの内張り、天井なども張り替える。新品部品がなければ、付いているものや中古品を全バラにして、オーバーホールしたりするのは当たり前で、メッキももちろん再処理して新品同様にする。もちろん新品に勝るものはないので、高くても可能な限り入手してケチらずに使用する。