メタルワークでボディ各所をカスタマイズ
車高はダウンサスをカットして純正より5〜60mm程度のダウン幅。フェンダーはタイヤの肉厚ありきで合わせてワンオフ。シェルビーコブラなどを彷彿とさせる。
タイヤはレース用のイメージを作るために商用タイヤを購入し、ショルダーを手で削ってフライタイヤ風に寄せている。全体的にオーナーのキャラクターを感じながら仕上げているのだ。ホイールもネットで見つけたアルメックス。「ハリブランドをイメージ。マグっぽく塗ったのでUSっぽいですよね。コブラも大好きなので気に入ってます」
リヤセクションはフルメタルワーク。テールはポーター用を使用し、周りはローリングした鉄板を使い成型した。 トランクゲートもその裏もしっかりメタルワーク。元からこの作りだったのでは? と思わせる自然な造形美だ。 フィラーも“やるなら徹底的に”とメタルワーク×溶接で仕上げる。「社外品を付けていたが、ここまでしてそれだとカッコ悪い。理想としている60〜70年代のスポーツカーではありがちな白いマフラーエンドがいいなぁと提案したら、こうなりました。白の耐熱スプレーっていまは売ってなくて、偶然ですが購入したクルマ屋さんの近所の塗料屋さんに置いてあった」とのこと。 ステッカーも当時モノを北海道より取り寄せした逸品。 ヘッドライト間の付け根は純正。その下はキャロル用を加工し、長さの合わない部分を延長するなどして成型した。 ステアリングは元は走り屋風が付いていたがモトリタに変更。シフトノブも雰囲気を考え、白丸に変更。こうしてより希少価値を高めたカプチーノが完成したのだ。