ウデを磨きたい人にオススメの軽自動車
クルマの運転が上手になりたい。サーキットで愛車を全開したい。そう思う人は老若男女を問わず多くいるが、走れば走るほど必要になるのは「お金」だ。とくにタイヤやブレーキの消耗は一般道と比較にならないほど激しく、パワーや車重によっては数回の走行で交換が必要になるケースも。
近年のスポーツカーは純正で17インチや18インチのタイヤが装着されることも多く、サーキット走行に耐えうるハイグリップなモデルとなれば価格はさらに跳ね上がる。走行料金などは別として出費をなるべく抑えて走りたい、ウデを磨きたい人にオススメしたいのが軽自動車だ。
車両そのものに税金などの維持費が安いのはモチロン、ボディが軽いおかげでタイヤやブレーキの負担は小さく、しかもタイヤのサイズは14~15インチが主流でリーズナブルだ。コストパフォーマンスに優れる新しめの軽自動車から、イチ押しの車種をいくつかピックアップしてみよう。
ダイハツ・コペン
まずはL880Kコペン。年式や走行距離を問わなければ50万円を切る中古車があり、そこそこの程度でも100万円ほどで購入できるはず。チューニング済みのクルマはあるし、中古パーツも豊富に出まわっている。初期型は2002年なので今後はメンテナンスを含めた付き合いが必要になるが、スポーツカーらしい機敏な回頭性や4気筒ターボのフィーリングは大いに魅力だ。
ダイハツ・ミラ
ダイハツならNAのL275ミラも忘れてはいけない。トルクフルなKFエンジンとロングホイールベースの組み合わせで、トールワゴンっぽいルックスをいい意味で裏切るポテンシャルを持つ。中古車は安いモノなら20~30万円から見つかるし、5速MTの割合がそこそこ多いのもメリットだろう。3ドアのほかに5ドアがあったりCVTとの相性もいいことから、サーキットとファミリーカーを兼任しやすいのも見逃せない。