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「スタッドレスタイヤ」と何が違う? 履く前に知っておきたい「オールシーズンタイヤ」のメリットとデメリット

投稿日:

TEXT: 永田恵一  PHOTO: Auto Messe Web編集部

  • オールシーズンタイヤ

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  • 都市部降雪
  • オールシーズンタイヤ(ドライ性能)
  • オールシーズンタイヤ(トレッド)
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  • アイスバーン路面
  • タイヤ組み合え

便利なオールシーズンタイヤだがその性能の理解して装着すべし

 冬本番となり、高速道路は降雪によるチェーン規制となることも増えてきた。しばらく前まで「冬用タイヤはスタッドレスタイヤ一択」という認識が強かったが、ここ数年、冬用タイヤとしても使えるオールシーズンタイヤという新しい選択肢にも注目が集まっている。ここではオールシーズンタイヤの特徴と正しい使い方を解説していく。

国内外のタイヤメーカーからさまざまなオールシーズンタイヤが登場

 オールシーズンタイヤは、もともと平均スピードの高いドイツのアウトバーンを走る際など、スタッドレスタイヤではドライ&ウエット性能が対応できないため開発された、文字通り冬場にも対応するタイヤだ日本で販売されているオールシーズンタイヤは、横浜ゴム・ブルーアース4S AW21、ミシュラン・クライメイトシリーズ、グッドイヤー・ベクターフォーシズンズハイブリッド、ネクセン・エヌブルー4シーズンなどがある。オールシーズンタイヤ(トレッド)

 オールシーズンタイヤの具体的なポジションは、「雪道にも対応するサマータイヤ」といったところで、ドライとウエット性能は一般的なサマータイヤと同等。雪道は降り始めの新雪路、クルマに踏み固められた圧雪路、雪に水分が混ざったシャーベット路ではスタッドレスタイヤに近い性能を持ち、高速道路のチェーン規制にも対応する。オールシーズンタイヤ(ドライ性能)

 ただ、アイスバーン路への対応は弱い。路面凍結に対してはさまざまな新技術を盛り込み、新製品が出るたびに性能が格段に向上しているスタッドレスタイヤには及ばない。そのためオールシーズンタイヤでアイスバーンに遭遇してしまったら、スピードを下げたうえで細心の注意が必要だ。アイスバーン路面

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