外した部品は意外と場所を取る……
車両をカスタマイズしたときに発生する問題、それがもともと装着されていた純正パーツの処遇だろう。クルマの部品は「外すと巨大化する」と揶揄されるほど、場所を取るもの。それだけに処分しても問題ない純正部品ではあれば、手元に置きたくないという気持ちにもなってくる。
では、外した純正部品のなかで、処分してしまっても問題ないものとそうでないものはどんなものがあるのだろうか?
売るにしても長く乗るにしても“手元にあったほうがいい”
それにはまず、そのカスタマイズをしたクルマを最終的にどうする予定なのかでも大きく変わってくる。例えば、数年後に売却し乗り換えるつもりで乗っている車両の場合。純正パーツが手元にないとマイナス査定となることが多いため、ほとんどの部品は手元に置いておいた方がいい。また、乗りつぶすつもりの車両であるならば純正パーツは手元に残しておかなくても問題ないだろう。
逆にその車両がお気に入りで、一生乗り続けたいと思っているのであれば、今は必要ない純正パーツであっても、部品の供給が厳しくなってきた未来に役に立つ可能性もあるので、この場合も残しておいたほうがいいだろう。
つまりカスタマイズをした場合に取り外した純正部品は、できるだけ保管しておくに越したことはない、というのが身も蓋もない現実なのである。