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取り外した「クルマの純正部品」断捨離してもOK? 手元に残しておいた方がいいパーツ、そうでもないパーツの線引きは

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: Auto Messe Web

やむなく手放す際はどのパーツから?

 とはいえスペースは有限のため、比較的処分してしまっても問題ないパーツをいくつかピックアップしておこう。

 まず代表的なものとしては純正のナビ、オーディオ類だ。最近は交換できないタイプのナビやオーディオ類を装着している車種も多いが、交換可能な場合の純正品は処分してしまってもそこまで大きな問題にはならないだろう。ただし、車両を手放すときに交換したナビ、オーディオ類を外すつもりであるならば純正品の保管はマストとなるのでご注意を。

純正オーディオのイメージ

 続いて大きな影響がないのが純正のタイヤ&ホイールだ。アフター品のタイヤ、ホイールが車検に適合しないようなサイズである場合は論外だが、常識的なサイズのものであれば、社外品のアルミホイールやタイヤが装着されていたとしても大きくマイナスになることは少なく、ホイールのブランドによってはわずかではあるがプラス査定になる可能性もある。

純正ホイールのイメージ

 逆に可能な限り処分しない方がいいパーツの筆頭はシート。スポーツ系の車種ではバケットタイプのアフター品に交換したくなるが、最近では社外シート&シートレールについて車検時に指摘されるケースが増えており、最悪の場合は純正シートに戻す必要がある。

 このとき純正シートを処分してしまっていると“詰み”となってしまい、あらためて純正シートを探すハメになってしまうため、かさばるものではあるが純正シートは処分しないほうがいいだろう。

純正シートのイメージ

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