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映えなら「旧車」が圧倒的! キャンプにどハマリ確実な「現実的な値段」の中古車とは

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TEXT: 並木政孝(NAMIKI Masataka)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

国産旧車が高騰するなか’90年代輸入車が狙い目

 そんなキャンプに似合いそうな古き良き時代のクルマたちは昨今の旧車ブームの煽りを受け、驚くようなプライスを掲げるようになってしまった。タイプⅡと呼ばれるVWのミニバンは300〜400万円が当たり前となり、1990年前後のボルボ240エステート(ワゴン)は200万円前後、1980年代に活躍したランドクルーザー(60系)も300〜400万円の高値で流通している。ボルボ850エステート

 では、キャンプに似合う手ごろで狙い目の旧車はないのか……となると、1990年代後半のレンジローバーが100万円程度、同世代のメルセデス・ベンツEクラスワゴン(W124型)が150万円前後。SUVであれば2000年代頭のジープ・グランドチェロキーならば50〜100万円、KJ型ジープ・チェロキーが50〜80万円ほどで手にすることができる。クラシックレンジ

 変化球としてはドラマ「ビーチボーイズ」に登場し、一時期は価格が高騰したルノー4だが現在は70〜100万円前後に落ち着いている。国産車であれば1990年代後半のクラウンステーションワゴンが50〜100万円、セドリックワゴンが80〜120万円と狙い目だが、最近は商用モデルのプロボックスをアウトドア仕様へとカスタムするムーブメントも起き始めている。ルノー4

 プロボックスは商用車ということもあり現在は50万円前後で流通するも今後は中古車価格が高騰する可能性もあるので目が離せない。1990年代から2000年代のジムニー(JA型/JB型)は驚くことに50〜150万円程度とリーズナブルで、軽自動車としての経済性とアフターマーケットパーツの豊富さもあり、旧車のなかでも維持しやすいクルマとしておすすめだ。

雰囲気は文句ナシでも修理やメンテナンスは必須に!

 個性豊かな中古車を手に入れてキャンプの雰囲気を盛り上げるのは楽しい選択になる。しかし、忘れないでほしいのは古いクルマはトラブルを起こす確率が高いということだ。修理やメンテナンスに手がかかるのは当たり前のこと。最新のクルマのようにメンテナンスフリーで乗り続けることはできず、定期的な整備やパーツ交換などの手間をかけたくないという人には維持することは難しい。旧車メンテナンス

 とくに輸入車の場合にはパーツ価格も高く、年式を経たクルマのなかには純正部品の入手に苦労する場合もある。その手間を覚悟した上で手に入れるのであれば、最新のクルマでは味わうことのできない独特の世界観が楽しめるはずだ。

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