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面白味のない「白」を一躍スターダムに! トヨタの「スーパーホワイト」が文字通りスーパーだった

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TEXT: 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)  PHOTO: 島崎 七生人

スーパーホワイトを越えたカラーもあった

 ところでさすがトヨタというべきか、スーパーホワイトシリーズの次の展開もしっかりと用意していたのだ。塗装も顔料やフレークの進化で、新しくなり、スーパーを超えた(?)カラーが次々と登場した。

 色の名で追ってみると、ホワイトパールクリスタルシャイン(初代ハリアー、レクサスSC430、クラウン・アスリートほか)、スーパーホワイトパールマイカ(3代目ソアラ、10代目クラウンほか)、それからホワイトパールマイカ(ミニバンのガイア、6代目チェイサーほか)などがあった。スーパーホワイトしたハリアー

 さらに余談ながらホワイト系のボディ色を追っていたら見つけたのだが、3代目アルファードのイメージカラーになっている白には“ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク”と、何と全角カタカナで30文字(!)にもなる長い名称が付けられていた。ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレークスーパーホワイトを採用したアルファード

 どうだろう? もちろんスーパーホワイト登場以前の白といえばシンプルな“ホワイト”で、それはそれで色のイメージどおりに潔かったような気もする。そういえば筆者が免許を取った時代にはまだ車検証にクルマの色の記載があって、自分のクルマの色の固有名詞はマッターホーンシルバーメタリックだったのに車検証には漢字で単に“灰”と書かれていて、軽い失望感を覚えたことを思い出した。

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  • 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)
  • 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)
  • 1958年生まれ。大学卒業後、編集制作会社を経てフリーランスに。クルマをメインに、写真、(カー)オーディオなど、趣味と仕事の境目のないスタンスをとりながら今日に。デザイン領域も関心の対象。それと3代目になる柴犬の飼育もライフワーク。AMWでは、幼少の頃から集めて、捨てられずにとっておいたカタログ(=古い家のときに蔵の床が抜けた)をご紹介する「カタログは語る」などを担当。日本ジャーナリスト協会会員、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
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