ポルシェ・911GT3カップ
次はPCCJ(ポルシェカレラカップジャパン)用の車両、ポルシェ『911GT3カップ』を見てみよう。ベースは現行型の992世代で、エンジンはNAながら510ps/470Nm、出力もレブリミットも先代モデルを上まわっている。ウインドウはすべてポリカーボネイト製で、重量はわずか1260kgだ。価格は3465万円となり、購入者には2022年のPCCJ全戦エントリーが義務付けられる。
フェラーリ488チャレンジEVO
最後は同じくスーパーカーのフェラーリ。1990年代から独自のワンメイクレースを続けており、2020年からは『488チャレンジEVO』を使用している。ル・マン24時間レースなどで得たノウハウをフルに注ぎ込み、エアロダイナミクスやサスペンションは市販車から大幅に進化。
車両を含め価格は未公表ながら、従来の『488チャレンジ』を所有するオーナーには、パーツを交換するアップグレードパッケージも用意しているとか。
まとめ:予算があるなら購入して参戦してみるべし!
今のところ現実味があるのはヤリスとロードスターに限られるが、ワンメイクレースは戦闘力に差がないからこそ楽しいしやり甲斐もある。予算が許すなら経験して損はないはず! なお、ホンダ『N-ONE』のワンメイクレースは、ノーマル車両を買ってから部品を装着するシステムで、新車のレースカーとしては販売していないため割愛した。