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むしろ中古のほうがイイ! たった100万円程度でアウトドアがもっと楽しくなる国産SUV5台

悪路にも強いSUVをピックアップ

 アウトドアに乗っていき、ガンガン使えるクルマを探しているなら、意外にも中古車がおすすめだ。というのは、アウトドアに乗っていくとボディや下まわり、室内が汚れまくることも少なくなく、ボディにキズが付くこともある。

 また、アウトドアの荷物を出し入れしているうちに、ラゲッジ周りにキズが付く可能性も大なのだ。新車でそんなことになったらガッカリ。でも、ちょい古、格安な中古車なら、ある程度の汚れ、キズが付いてもそれほど気にならないのではないか(そもそも最小から多少のキズ、汚れが付いていたりするし)。

 そこで、アウトドアに似合うちょい古、といっても新車登録から13年経つと自動車税が増税されるため、2022年からあと数年は使い倒せるという意味で、100万円前後で手に入る2011-2013年型のコスパの高い中古車を紹介したい。もちろん、アウトドアに似合うだけじゃなく、アウトドアフィールドにありがちな悪路にも強いSUV、クロスオーバーSUVのジャンルからである。

日産エクストレイル

 まずは日産エクストレイルだ。中古車は2代目となる2013年型ぐらいが100万円前後の値付けとなる。デビューは2007年で、この年式は最後期モデルとなり、装備的にも充実。運転席で着替えがしやすいポップアップステアリングやフル防水インテリアも自慢だ。

マツダCX-5

 マツダCX-5も100万円前後で2013年型が手に入る、お薦めの1台。初代型は2011年のデビューで、クリーンディーゼル車が多いのも特徴だ。先進運転支援機能のi-ACTIVESENSEもすでに用意されているから、アウトドアへのドライブも安心である。ただし、CX-5のキャラクター、ユーザー層から、走行距離は多めである。

スバル・フォレスター

 抜群の走破性を誇る本格SUVのスバル・フォレスターも4代目の2013年型がちょうど100万円前後の価格となる。美味しいのは、現行型とエクステリアデザインにおいては大きく違わず、いかにも古いフォレスターに見えないのところ。アイサイト搭載グレードなら、今ほどではないにしても、安心・安全なアウトドアへのドライブが可能になる。もちろん、都会にも似合うスタイリッシュなエクステリアデザインにして、全天候型の走行性能が手に入る。

スバル・XV

 同じくスバルのXVは、自宅などの駐車場に全高制限のある人にぴったり。インプレッサスポーツのクロスオーバーモデルだから、全高はちょい上げの1550mm程度なのである。しかし、最低地上高や走破性には定評があり、走りの良さも文句なし。ある意味オールマイティに使い倒せる、見た目以上にアウトドア向きの1台と言える。2013年型で100万円前後だが、中古車の台数は少なめだ。

三菱アウトランダー

 悪路走破性で定評ある三菱のアウトランダーも、2代目初期型の2013年型(~2021年)が100万円前後に落ち着いている。つまり、つい最近まで現行型だったわけで、新型が大きく様変わりし、大きな進化を遂げたとはいえ、ぜんぜん古臭くないのが魅力。

 もっとも、100万円前後で狙えるのはガソリン車だが、むしろ3列シートモデルを探せる可能性もある(先代の3列シートはガソリン車のみだった)。新型と直接比較しない限り、走行性能や4WDの走破性ともに文句なしのレベルにあるから、新型が出たタイミングで中古車も増えるはず。今のタイミングなら(新型の納期に関しては別だが)、2022年のアウトドア向き狙い目中古車と言っていいだろう。

 ただし、新車の販売台数がそれほど多くないのと、手放さないユーザーが多いため、中古車の台数は少なく、程度や走行距離少なめの中古車を探すにはそれなりに苦労するかもしれない……。それもまた、中古車選びの楽しみなのだが。

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