車中泊のマナー違反行為1:長時間の滞在
オフシーズンや混在していない場合であっても、長時間の滞在は避けること。混在している時間帯や季節では駐車場が満車になり、本当に利用したい人たちの迷惑となる。
長時間の滞在がPAやSAに入れないクルマで、渋滞を引き起こす原因になることを忘れてはならない。つまりPAやSAでの車中泊を目的した行動は、キャンパーとして慎むべき行為であることを心に留めておこう。
車中泊のマナー違反行為2:トイレの洗面台で食器などを洗う
道の駅のトイレの洗面台でキャンプ道具や使用した食器などを洗うのはNG行為だ。もちろん汚れた衣服やタオルなどを洗うことも避けてほしい。キャンプで使った道具は自宅へ持ち帰り、しっかりと処理するのがキャンパーとしてのマナーであり、人としての常識だ。
車中泊のマナー違反行為3:芝生などでくつろぐ
いま車中泊が人気だが、驚くことにPAやSAの駐車場や芝生エリアにキャンプ道具を広げてコーヒーなどを入れている人を見かける。しかし、PAやSAのエリア内は火器厳禁であり、これはマナー違反の域を越えた違法行為となる。また、フォールディングチェアやテーブルを広げてエリア内を占有するのもマナー違反だ。
車中泊のマナー違反行為4:駐車エリアでのアイドリング
駐車エリアにクルマを駐めたときには、速やかにエンジンを切ること。暖房や冷房を入れるためにアイドリング状態にしておくことはマナーに反するだけでなく、環境破壊の原因になることを忘れてはならない。もちろん、エンジン音だけでなく大声での会話や大きな音で音楽を掛けるのもNG行為になる。
車中泊のマナー違反行為5:ゴミをPAやSAに持ち込み捨てる
大きな問題になっているのがPAやSAに家庭で出たゴミを持ち込む人が多いこと。とくにキャンプシーズンではバーベキューで残った食材や生ゴミ、食材のパッケージ、空き缶やペットボトルを大量に捨てていく人も少なくないという。キャンプで出たゴミは自宅へと持ち帰り、しっかりと分別して捨てるのがキャンパーとしてのマナーであり常識だ。
PAやSAでの車中泊を極力避けるキャンプ計画が大事!
高速道路のSAやPAでの車中泊はグレーゾーンであり、禁止されてはいないものの公に認められている行為ではない。そのため一部のキャンパーによるマナー違反によりキャンプを楽しむすべての人が「常識知らず」のレッテルを貼られ、最終的には規制や禁止事項、車中泊の禁止へとつながる可能性も否定できない。
マナーの違反は自分で自分の首を絞めることになる。高速道路のSAやPAで車中泊を避けるようにキャンプ計画を立て、もしも車中泊する場合にはほかの利用者に迷惑をかけないようマナーとモラル守るように心掛けてほしい。