シフトレバーのかわりに「eトグル」セレクター
C5エアクロスのコックピットでは、ダッシュボートに浮かび上がるようなデザインの10インチタッチスクリーンが新採用。道路から目を離さないために高い位置にレイアウトされて、ここでナビ、空調コントロールなどを操作することになる。
センターコンソールからはシフトレバーが無くなり、「eトグル」と名づけられたスイッチでギヤをセレクトする仕組み。グリップコントロール機能を備えたドライビングモード選択スイッチも備わるが、センターが非常にスッキリした雰囲気となる。
最新の「アドバンストコンフォートシート」
長時間にわたって疲れにくい、快適なシートはフランス車が伝統的に重視してきたポイントのひとつ。今回のフェイスリフトでC5エアクロスには最新世代「シトロエン・アドバンストコンフォートシート」が与えられる。シート座面の中心部に高密度のフォームを使い、さらに15mmのフォーム層を追加した独特の構造で、ドライバーと助手席の人の振動を軽減。座り心地だけでなく、頭部の揺れも少なくなることで目の疲れも減り、長時間のドライブが快適になるという。
リヤシートの3席がそれぞれ独立してスライドとリクライニングできる便利な機能はこれまで通りキープ。乗員全員の快適さという面で、このクラスのSUVとして随一のモジュール性を楽しめるとしている。