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クルマいじりに眉をひそめる一般人も目から鱗! 助手席女子にも歓迎される「チューニング」5つ

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 加茂 新/Auto Messe Web

  • アライメントや車高の調整中

  • アフターメーカーのサスペンション
  • ブッシュのイメージ
  • アライメントや車高の調整中
  • 車内の静音対策
  • ウインドウフィルムのイメージ
  • フィルムで快適なイメージ
  • アライメントの調整中

速さの追求だけがチューニングじゃない!

 チューニングというと速くすることが思い浮かぶが、使い方に合わせて仕上げるのもチューニングのひとつ。それでこそ調律(チューニング)なわけである。ここでは、快適さを高めるチューニング&カスタマイズに迫る。

1:アライメント調整で酔いにくくする

 まず、確認したいのはホイールアライメント。自動車メーカーの指定値内に収まっていても、ステアリング操作に対して妙に敏感なクルマもある。そうなるとちょっとステアリングを切るだけで車内はフラフラと感じられ、知らぬ間に同乗者は気持ちが悪く……。

 アライメントの数値が適正になっているかを確認した上で、フロントトーをややアウト気味にすると、ステアリング操作に対して反応はダルくなり、クルマがピクピクと動きにくくなる。車検に適合するサイドスリップの範囲でも十分にセッティングは可能。これだけでも同乗者は遥かに快適になる。

アライメントの調整中

2:1Gブッシュ締め直しでしなやかさアップ

 アライメント調整施工時にはリフトアップしてアームの固定ボルトを一旦緩め、着地してストロークした時点で締め直す「1G締め直し」を施工するのがオススメ。自動車メーカーではリフトアップした状態でサスペンションアームを締めているので、そこでゴムブッシュは締め付けられている。接地するとその時点でブッシュはよじれていて、段差などでストロークするともっとよじれる。このブッシュに掛かるストレスが、よりサスペンションを硬く感じさせているのだ。

ブッシュのイメージ

 それを緩めたまま接地させ、その状態で締めれば静止状態でブッシュのストレスがなくなるので、そこから沈むときもしなやかになりやすい。乗り心地アップだ。

3:ウインドウにフィルムを貼って涼しく温かく

 現代のクルマはほぼ間違いなくUVカットガラスになっているが、それでも夏の日差しはギラギラと熱い。そこでオススメは透明の断熱フィルムを貼ること。運転席、助手製の窓は透過率70%以上が必要。なにもしていないガラスで透過率は70~80%程度なので、透明のフィルムしか施工できないし、車種や個体差によっては透明フィルムでも70%を割ってしまい、施工できないこともあるので注意が必要だ。

ウインドウフィルムのイメージ

 しかし、問題なく施工できればその断熱効果はビックリレベル。夏の日差しはギラギラと来なくなり、長時間駐車後のエアコンの効きは抜群に。寒い時期も同じくエアコンが早く効き、快適性を大幅アップ。

フィルムで快適なイメージ

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