サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

ハイエースカスタムの鉄板ホイール! 不朽の名作「ヴァローネMC-9」にマルチピースモデルがデビュー

ファブレス・ヴァローネMC-9 2ピース

ファブレス組み付けホイールシリーズの新作をスクープ!!

 流行廃りが目まぐるしく移り変わる自動車のカスタム。なかでもハイエース用ホイールに関しては、カスタマイズの方向性やクルマの実用性、車高のアゲサゲなど、数多あるホイールラインアップのなかから何を選ぶべきか最適解を導き出すのはなかなか難しい。そんななか、200系のカスタムシーンで不朽の名作といっても過言ではないホイールが存在する。それがファブレスのヴァローネ「MC-9」だ。

初出:ハイエーススタイルvol.93(※一部加筆修正)

普遍のスタイリングで人気を博した「MC-9」にマルチピースがデビュー!

 ボリュームある箱型ボディへ注ぐ最上級のスパイス、それがワイド&ロー。シンプルにしろ、ネオクラにしろ、ミリ単位でインセットを自在にキメられる2ピースホイールは、いまやハイエース魅せのキーアイテムといっても過言じゃない。

 さて、そんな2ピースホイールといえば、真っ先に注目すべきがファブレスのヴァローネだ。ヴァローネといえば、往年の名作「ロンシャン」を継承したXR-6、ベーシックなラフメッシュで足もとに落ち着きもたらすLM-9、ロー&ミッドディスクを用意してハイエースの足もと魅せに革命を巻き起こしたスポークデザインのRS-6。そして美しきレーシングメッシュで視線を惹きつけるRM-6と、怒濤の勢いで2ピースホイールのデザイン拡充を果たしてきた注目ブランドとなる。

 というワケで、今回ハイエーススタイル編集部がスクープするのは、1ピースホイールで絶大なる人気を誇ってきたMC-9の2ピース化モデル! できたてホヤホヤのホイール単体のみならず、マッチング車両の撮影にも成功した。

2ピースの深リムで魅せることでノスタルジックな足元を演出

 フラットなセンターパートから弧を描くようにしてリムへ落とし込まれていく、9本のファットスポーク。シンプルでいて味わい深いノスタルジックデザインを採用したヴァローネMC-9は、小径履きならボリュームあるタイヤのサイドウォールとコンビネーションされた古き良き逞しさ、大径履きなら今風に洗練された逞しさが打ち出せると、リリース以来広く愛されてきたロングセラーモデルだ。

 そんな名作にステップ&リバースのリムチョイスや足もとの深さを追求してきたのが、ヴァローネの2022年新作モデルとなるMC-9 2ピースだ。シンプルレーシーな足もと魅せでこだわったのは、ピアスボルトレスのデザインにある。最深部へ突き抜けるように落とし込むスポークエンドと深みあるリムに負けない存在感が備えるディスクデザインは、シンプルからネオクラ、ハイパーユーロといったあらゆるスタイルの足もとに映えるMC-9の懐の深さを一層研ぎ澄ましている。

 上の写真はネオクラレーシーを極めたバーフェンスタイルのナローボディに、MC-9 2ピースをマッチングしたもの。2ピース最大の魅せ場である深みを強く打ち出しつつ、視線偏らせることなくスタイル全体の迫力へと結びつけた仕上がりは、シンプルでいて味わい深いノスタルジックデザインを持つMC-9ならではの仕上がりが見て取れるハズだ。

カスタムハイエースがさらにヤンチャにグレードアップ

 また、リムの深みやデザインで魅せるだけでなく、見えない部分の駄肉処理までこだわり抜いた本気の2ピースホイールであることも触れておきたい。2ピースや3ピースといったマルチピースといえばピアスボルトの存在が特徴のひとつであったりするが、ヴァローネ「MC-9」2ピースでは、あえて採用せずにスパルタンな足もとを演出。さらにフラットデザインのセンターパートからリム最深部まで逞しく結んでいくファットスポークは、ピアスボルトレスとすることで足長かつレーシーに魅せる好演出となっている。

 なお、ディスクカラーはノスタルジックデザインを強調するマットブラックのほか、絶妙な透け感で足もとの気品を高めるハイパーブラックを設定。発売は今春を予定している。新年度から気分一新、足もとコーデのリフレッシュに最新スタイルを採用した不朽の名作を選んでみるのはいかがだろうか。

【詳しくはこちら】
ファブレスジャパン
TEL.06-6656-5555
https://www.fabulous.co.jp

モバイルバージョンを終了