初期型なら100万円以下もある!「トヨタ86(ZN6型)/スバルBRZ(ZC6型)」
エンジンが2Lで小排気量車と呼べるか微妙だが、先代の86/BRZもタマ数とパーツの豊富さでは狙い目だ。初期モデルは100万円を切っている中古車が増えてきており、NAで200psを達成したエンジンは過給器を後付けせずとも十分に楽しい。
新型が登場したことで今後は中古車の相場が安くなると思われるし、車高調などが装着されているクルマが見つかればチューニング代も節約できる。
安全装備が元から付いてる「ヴィッツRSレーシング(NCP131型)」
最後は変わり種でヴィッツのレースカー。初代のSCP10型からモータースポーツの登竜門として高い人気と長い歴史を誇ったが、2021年からヤリスにバトンタッチしたおかげで格安の中古車が出まわっている状況だ。価格は年式や走行距離よりスペアパーツの量や過去の成績、車両そのもののコンディションによって大きく左右されるが、ロールケージは間違いなく装着されており、お買い得感は高い。
一般的なサーキット仕様として使うのであれば、レースでは規則により純正形状だった足まわりを、セッティング幅の広い車高調にアップデートするくらい。冬のオフシーズンは中古のレースカーが活発に売買されるので、レースに強いプロショップやオークションにアンテナを張っておくべし。