ウッドプランクの手順2 食材を載せて弱火で焼く
好きな食材を杉板に載せて、ふたをして弱火でじっくり焼く。たったこれだけだ。肉はもちろん、魚や貝などスモークにあう食材ならなんでもいい。炭火にかけても、板は焦げて煙があがるものの、そうそう燃えはしない。
ふた付きグリルがない場合は、杉板ごと食材をアルミホイルでふたをし、熱と香りを閉じこめればいい。和食には2枚の杉板で食材を挟み、竹皮で包んで焼くという調理法があるのでアルミホイルで代用して挟み焼きにしてもよさそうだ。
ウッドプランクの手順3 そのままテーブルに出せる
焼き上がった肉は杉由来のほのかな香りをまとっているが、いつものスモークほど肉が固くならない。板の水分のおかげでしっとりしていて、どこかウォータースモークのよう。
焼き網に直接食材を載せて焼くよりも焦げにくく、鉄板料理とは違ってスモーキーな香りがつく。板に水分を含ませる時間が必要とはいえ、ほぼほったらかしで仕上がるし、板のままテーブルにサーブし、そのまま切り分けるという演出効果も高い。
使った板は、水洗いをしてよく乾燥させておけば数回使い回せる。真っ黒になったら焚き火にくべて終了だ。このあたりもキャンプ向き。無垢材が手に入ったら、試してみては。