アウトドアとクルマいじりを両立! 最新のバンライフカーをピックアップ
1月14日〜16日までの3日間で開催された「TOKYO OUTDOOR SHOW 2022」。このイベントはチューニングカーやドレスアップカーの祭典である「東京オートサロン2022」と併催され、クルマのカスタムとアウトドア&キャンプといったアクティブなライフスタイルが共演。キャンプギアやアパレル、雑貨などのアウトドアシーンで使えるネオレトロでバンライフなクルマたちをチェックしたので紹介していこう!
【FLEX RENOCA EUROBOX】
プロボックスベースのVWゴルフⅡワゴン!?
FLEXブースに展示されていたRENOCA EUROBOX(リノカ・ユーロボックス)。ベース車両にはトヨタ・プロボックスが使用され、その姿は1984年に登場したVWゴルフⅡをオマージュしたネオクラシックな仕上がりだ。丸型2灯を納めたフロントグリルは、1988年にマイナーチェンジが施された後期モデルを彷彿とさせ、ボンネットや左右のフロントフェンダー、フロントバンパーとともにフロントロアパネルの開口部や曲面で構成されたディテールまでもがしっかりと再現されている。
もちろん、商用ベースのプロボックスだけに積載能力は高く、アウトドアのパートナーとしても活躍してくれるはずだ。FLEXでは車両の持ち込みにも対応するが、強大なネットワークを持つ同社で車両探しを含めたコンプリートモデルとしてオーダーすることもできる。
ネオクラシックのスタイルと実用性を両立したRENOCA EUROBOXを手に入れ、アウトドアライフを満喫するのも悪くない。ちなみにRENOCAとはリノベーションカーの略語であり、シリーズにはタウンエースベースのMOL、ハイエースベースのCOAST LINE、ランクルベースのWONDER、AMERICAN CLASSIC、106なども用意されている。
【AUTO MOTIVE JAPAN VANACE】
ネオレトロへのオマージュモデル
AMJブースに展示されていたVANACE(ヴァナス)。バブル時代を過ごしたミドルエイジには堪らない佇まいに目を奪われた。デザインの発想は1980年代に登場したVWヴァナゴン(T3)をモチーフとし、当時のライフスタイルをオマージュしているのだ。
現在のミニバンは豪華さと贅沢さを全面に押し出している一方、アウトドアという自然とともに過ごす世界観から遠ざかってしまい、古き良き時代への憧れは微塵も感じさせない。そんな時代だからこそ同モデルの存在価値は高く、旧車の泣き所である故障やトラブルを心配することなくハイエースという信頼性の上にオールドスタイルが楽しめるのだ。
ラインアップはフロントグリルが丸目2灯/丸目4灯/角目2灯の3タイプが用意され、フロントバンパーも当時のイメージを再現。ウッド加工の内装、ウッドステアリング、ラダー、シートカバー、VW風エンブレムなどが与えられ、ボディカラーは全10色が用意されている。