見た瞬間に思わず感嘆する200系ハイエースの極上内装メイク
キャンピングカーのイメージをガラリと変えたエポックメイキングなハイエースが存在する。ラグジュアリーやゴージャスという言葉すらもチープに聞こえるカスタムビルドされた居住空間は、まさにエグゼグティブさの極み。スライドドアを開け放った瞬間に感嘆すること必至だ。
30年以上の確かな実績とセンスから生まれた「エアフォースワン」
京都で30年以上の実績を誇るカスタムビルダー「ホットスタイルカスタムズ」。これまでにさまざまな車両のインテリアカスタムやショーカーを数多く手掛け、2009年には1967年製シボレー・カマロをSEMAショーに出展したオーナーカーの製作を担うなど、そのクオリティは海外でも賞賛された。
こうした長年の経験と知見を生かし、200系ハイエースをベースにオーダーメイドの内装がプライベートジェットかと見まがう仕立ての珠玉のコンプリートカーシリーズをラインアップしている。なかでもフラッグシップモデルとなるのが「Air Force1/エアフォースワン」(定員4〜7名)だ。
スーパーロングボディを生かした贅沢すぎるインテリアは唯一無二の存在
200系ハイエースのなかでも一番大きなボディを持つスーパーロング特装車(※救急車ベースのハイメディックは除く)を使い、セカンドシートとして鎮座する電動タイプのキャプテンシート、フルレザートリム内装、そしてサードシートはベッド展開を可能にするコの字型のラウンジタイプのシートを装備する。
自慢のカスタムビルドはオーダーメイドが基本。コンプリートカーとしてあらかじめ設定された標準仕様にOP装備を追加するだけではなく、テーラーで仕立てたスーツのごとく、使用する生地や色、カタチからスタイルを選ぶようにインテリアメイクのアレンジは自由自在だ。
例えばシートを見ていくと、オリジナルの電動キャプテンシートのほか、要望があればアルファード純正を流用したオットマン付き電動キャプテンシート+3列目ベンチシートへのアレンジも可能。車中泊を含めたクルマの使い勝手を高めるべくフラットベッド展開も実現してくれるなど、ショーファーカーから車中泊までを叶える二面性を兼ね備えている。