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芸能人も手を出す「軽トラいじり」ブーム! フルカスタムでも驚くほど安いリアルな「お金」事情

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TEXT: 賀川 真弥(KAGAWA Shinya)  PHOTO: 賀川真弥/Auto Messe Web編集部

  • ESBがカスタムしたキャリトラック

  • 車高短キャリィのドリフト走行
  • ESBがカスタムしたキャリトラック
  • 車高短キャリイトラック
  • T-STYLE AUTO SALESジムリイのアルドアルーフテント
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  • T-STYLE AUTO SALESジムキャリィのリヤスタイル
  • S2レーシング車高調キット
  • スズキ・スーパーキャリィ

スタイル別「予算50万円」のカスタムスタイルとは

 クルマのカスタムのなかで、パーツ代が比較的リーズナブルと言われる軽自動車。なかでも軽トラカスタム人気は爆上がり中で、暇な時間に動画視聴サイトを覗いてみると、DIYを得意とする芸能人や某レコード会社の会長が軽トラカスタムライフを楽しむ動画もアップしていたりと、ちょっとしたムーブメントになっている。スズキ・スーパーキャリィ

 ただ、さぞかしカネあまりの道楽なんだろうとひがみ根性になりがちだが、じつはフルカスタムしても50万円でお釣りがくるのも軽トラカスタムの魅力。ここでは3つのスタイル別に50万円で叶うカスタムスタイル&メニューを提案してみた。

人気のアゲスタイルは「アゲ幅」によっては安価でカスタムできる!!  

 今までよく見る軽トラ(軽バンも含む)カスタムの定番といえば圧倒的に車高短だった。だが、ここ数年においては、普段乗りのオーナーはもとより、現場仕事で乗る(大工や配管工、内装業に携わる方々の)軽のアゲスタイルもよく見かけるようになってきた。T-STYLE AUTO SALESジムキャリィ

 アゲに関して構造変更の申請不要で車検に通せる範囲は40mmアップまで。現実的にはスプリングまたは車高調でのアップを指している。それ以上になると、ブロックやブラケットを使っての車高アップを目指すことになる。T-STYLE AUTO SALESジムキャリィのリヤスタイル

 アゲ幅は2~4インチで、装着して公道を走行するには構造変更の申請が必要になる。またそれ以上車高をアゲて、全高が2mを超えてしまうと軽自動車の規格から外れるので、そこも注意が必要。とくにハイルーフの軽バンは要注意だ!

ガッツリ2インチ「シャコアゲ」しても25万円でお釣りが戻ってくる!!

 ここで紹介するS2レーシングでは、軽トラや軽バン(キャリイ/ハイゼット/エブリイなど)の「スプリング」「2インチアップ(リフトアップキット)」「4インチアップ(リフトアップキット)」の大きく分けて3つのアゲスタイルを扱っている専門メーカーだ。同社がリリースする軽トラ用のインチアップキットは基本的に2インチのみだが、DA17/64型エブリイ用には4インチアップキットも設定。また社外製の4インチアップキットの取り付けも請け負っている。リフトアップ用車高調キット

 スプリングのみ(30~45mm前後UP)であればDA17エブリイ用で3万2780円(税込)+工賃(店舗にもよるが2~3万円程度)。これに15インチホイール+マッドタイヤを装着すればさらに30mm前後アップするので、トータル60~70mm程度の車高アップを狙える。もちろん構造変更は不要だ。足のちょい上げカスタムであれば、足まわり+15インチホイール+マッドタイヤを交換しても15万円で十分お釣りがもらえるハズだ。軽トラ用リフトアップキット

 ただし、ブロックやブラケットなどを使用しての足まわり変更には構造変更が必要になる。「2インチアップ」「4インチアップ」がそれに当てはまるが、2インチアップの場合、DA16Tキャリイトラック用は5万3900円(※税込)+工賃(14万円より※4インチアップも同様)となり、また、S2レーシングでは公認車検も5万5000円にて取得することができる。つまり、2インチアップの場合、25万円以内にリフトアップスタイルを手にすることができる。ちなみに、フロントマスクをジムニー風に演出できる「ジム・キャリーフェイスキット」も価格22万8800円~販売している。

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