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ハイエースどころかまさかの光岡まで! 25年ルールで渡米した意外な日本の古いクルマたち

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: トヨタ/日産/光岡/Auto Messe Web

番外編:アメリカでも販売されていた車種

 最後に意外にも台数が多かったのが、アメリカでも正規で販売されていた車種だ。SR20DETエンジンを搭載したモデルが存在しなかったシルビアや、前期型のみだったFD型RX-7であればまだわかるのだが、ほとんど仕様に差がないモデルも多く海を渡っていたのである。

 例を挙げると初代レクサスLSとして販売されていたセルシオや、初代オデッセイやエスティマ(現地名プレビア)といったモデルたちのほか、ターボモデルの日本仕様は北米仕様よりもパワーが抑えられていたZ32型フェアレディZ(300ps→280ps)までもが輸出されていたのだ。日産フェアレディZ

 恐らくこれはアメリカでも販売されている車種にもかかわらず、ハンドル位置が右である、という意外な点や、細かな部分で違いがあることに歓びを見出すマニア向けと思われる。日本でもわざわざ左ハンドルの車両を輸入して乗ったり、輸出仕様にカスタマイズすることがあるため、「その気持ちはわかる!」と頷く人も多いのではないだろうか?

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