忠実に再現したモデルカーとエンジンモデルがセットに!
精巧なエンジンスケールモデルを手掛ける、日下エンジニアリング。同社が得意とする日産GT-Rの最新作「~Master’s Series~ NISSAN GT-R NISMO 2022 Special Edition」が発売される。
マスターズシリーズは1/6スケールのエンジンモデル、1/18スケールのモデルカーというファンにはたまらない組み合わせのアイテムとなっている。モデルカーに関しては、実車を忠実に再現する緻密な作り込みでファンを魅了する、「MAKE UP」が製作を担当した。
今回モデル化されたのは、究極の日産GT-Rと言ってもいい、最新のGT-R NISMOスペシャルエディションだ。レース直系モデルを感じさせる、クリア塗装のみのカーボン製ボンネット、NISMOステルスグレーと名付けられた専用のボディカラーが特徴となっている。
カーボン柄や各部差し色なども実車さながらの雰囲気に
モデルカーは1/18スケールということもあり、存在感はバツグン。特徴でもあるカーボンパーツは、独特なカーボン柄もリアルに再現し、実車の雰囲気が満点。ホイールリムに入れられた赤い差し色も再現し、今にも走り出しそうなほどの迫力だ。
エンジンスケールモデルも、当然ニスモ専用となるレッド×ブラックのカバーを備えた仕様に。匠と呼ばれるスペシャリストが1基ずつ手組みするエンジンを再現するべく、高精度でデータ化して細部まで精巧にモデル化。実物のように各パーツの公差を整え、誤差基準値を高めることまでは再現できていないが、実物の雰囲気を再現するべく可能な限りパーツを細分化して徹底的に作り込み、樹脂だけでなく金属やプラスチックなど、適材適所の部材を用いることで本物が放つ素材感を与えた。
エンジン内部パーツを再現した特別仕様も!
この特別なモデルには、ハイエンド仕様としてピストン、コンロッド、クランクシャフトを再現したモデルも付属する「パワーコア」も用意されている。
エンジンの要と言えるこれらのパーツたちを、それぞれ並べるのではなく実際に内部に組み付けられている状態を再現している点がマニア心をくすぐる。3Dスキャンで実物をデータ化し、3Dプリンターを用いて精巧な原型を作成。それをもとに、質感を重視してレジンキャスト(樹脂)ではなく、金属(ホワイトメタル)で鋳造している。台座に並べた際、隣のエンジンスケールモデルとクランク軸がほぼ同じ高さになるようにマウントできるよう調整している点にも注目だ。
また、オプションとして愛車と同じナンバープレートをモデルカーに装着することも可能。まさに世界にひとつだけのモデルカーセットを手に入れることができるのだ。本物のこだわりを可能な限り凝縮したマイスターズシリーズ。パワーコア付きが12万6500円(税込み)、パワーコアなしが11万円(税込み)、オプションのナンバー製作が2750円(税込み)となっている。2月8日より受注を開始し、初回生産予定台数は35台、2022年3月末〜4月末までに順次発送となっている。高額アイテムだが、オーナーはもちろん、GT-Rファンなら納得できる仕上がりだけに、気になる人はぜひチェックしてみてほしい。
日下エンジニアリングホームページ
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