サッシュレスドアにもバイザーは存在する
元々は「ドアバイザー」というだけあってドアフレームに装着していたが、時代とともに窓枠のないサッシュレスドアが多くなってくると、ドアには装着せずルーフに装着するタイプも登場する。つまりドアを開けた際にはボディ側に残ってしまうのだが、ドアを閉めた状態なら窓を下げても雨よけの効果はあるという仕組みだ。果たしてこれをドアバイザーと呼ぶのかは微妙だが、同じ目的のためのパーツであることは間違いないだろう。
コロナ禍でドアバイザーが見直されている
じつはそんなドアバイザーがいま見直されている。ご存知の通りコロナ禍で換気が必要不可欠となった現在、車内換気を促すバイザーはふたたびその需要が高まっているのだ。
ちなみにこの写真はドアバイザーではないのだが、バスの窓に装着する「ウインドウバイザー」で、換気のために窓を開けても雨の侵入を防ぐことができるというアイテム。現在路線バスで順次導入され新型コロナウイルス対策にひと役買っているそうだ。