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やっぱりクルマは人間が操るもの! パワーもグリップも変わらないのに速くなるアフターパーツ3つ

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 加茂 新/ニスモ/Auto Messe Web

  • ドラテクのイメージカット

  • ドラテクのイメージカット
  • ペダルのイメージカット
  • ニスモのチタンシフトノブ
  • ワークスベルのハンドル&ステアリングスイッチ移動キット

クルマがノーマルでも速く走れるようになるかも!?

 チューニングはパワーアップやトルクアップするものだけではない。操作しやすくするチューニングも、速く、気持ちよく走るためにはすごく重要であり、効果も高い。そんなオススメチューニングをご紹介しよう。

ステアリングの交換で自由自在度が飛躍的にアップ!!

 ステアリングはその大きさとグリップの太さという、重要な要素がふたつある。直径を小さくすれば腕の移動量も小さくなるので、シートと肩が離れにくくなる。シートポジションを低くしても、視界を妨げにくくなる利点が生まれるのだ。操作に対してはクイックに反応するので、ややピーキーに感じられることもあるかもしれない。

 加えて重要なのがグリップの太さ。これは大きく好みが分かれ、ナルディのようなタイトなステアリングが好みの人もいれば、ガッチリ掴む太めが好きな人もいる。これは手の大きさには関係なく、手と手の平の使い方によって好みが分かれるので、人によってさまざまである。

 純正ステアリングは誰もが無難に使えるようにできている。最近のクルマではステアリングにスイッチが埋め込まれており、それらを移設するキットが必要になるが、扱いやすいステアリングにするメリットは高い。

ワークスベルのハンドル&ステアリングスイッチ移動キット

ペダルの高さ調整でシートポジションごと改善可能!!

 古くからアクセルペダルを大きくして、ヒール&トゥをしやすくするのは定番。だが、オススメしたいのはクラッチペダルの高さを変えること。

ペダルのイメージカット

 クラッチペダルを踏み切る位置で足を合わせると、ブレーキやアクセルがやや近くなるクルマも多い。そこでクラッチペダルのゴムを厚いものに交換するのがオススメ。これまでよりもペダルから離れて座ってもクラッチは踏み切れ、ブレーキとアクセルは足に余裕を持って座ることができるのだ。

 クラッチペダルを奥まで踏み込めないようにストッパーを大型にするパーツもあるが、クラッチが完全に切れなくなる可能性もある。クラッチペダルを厚くすれば、クラッチのストローク範囲は変わらないのでそういった心配もない。数千円で手に入る価格もポイントだ。

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