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メーカーなのにショップ顔負けの超個性揃い! ダイハツのコンセプトカー仕掛け人はひとりのゴリゴリのカーマニアだった【大阪オートメッセ2022】

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: 増田貴広/Auto Messe Web編集部

ひとりの熱いクルマ好きが送り出すショーカーに今後も期待

 ではなぜここまで幅広いテイストのカスタマイズカーを米山さんひとりで手掛けることができるのか? というと、それは米山さんが自動車メーカーのデザイナーである以前にゴリゴリのクルマ好きだから。

「インプットがないとアウトプットできない」と話す米山さんは、由緒正しいクラシックカーイベントからド派手な改造車イベント、ミニトラック系に痛車系からフェラーリなどのイタ車系、アメ車系など、とにかくイベントに足しげく通っている。プライベートの愛車も軽自動車から商用車、ミニバン、セダン、輸入車とジャンル関係なく70台以上乗り継ぎ、ほとんどの車両で何らかのカスタマイズを実施しているほどの雑食系クルマ好きなのである。

ロッキー クロスフィールドVer.

 このようにわれわれと同じようなユーザー目線を持っているからこそ、魅力的なカスタマイズモデルを多くリリースすることができる米山さん。毎年ショーが終わるころには来年のショーモデルの構想が浮かんでいるそうで、今から来年のショーモデルのお披露目が楽しみである。

SUVらしいアクティブさとエコを両立させたロッキー

12
  • ロッキー プレミアムVer.
  • ロッキー クロスフィールドVer.
  • アトレー キャンパーVer.
  • リヤに回りこむと浴槽
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