自動車アフターパーツの2団体が品質と啓蒙活動を実施
カスタム好き自動車ユーザーならば、マフラーやホイール交換はある意味当たり前という方もいるだろう。しかしどんなマフラーやホイールでも良いというわけではなく、車検対応や保安基準適合など法律に適したものが必要となる。そんなスポーツマフラーとホイールメーカーの業界団体が、品質維持や法令遵守の啓蒙活動などを行った。
日本自動車スポーツマフラー協会と聞くと一見分からないかもしれないが、『JASMA』と聞けば多くのカスタムカーユーザーは耳にしたことがあるだろう。多くのスポーツマフラー製造メーカーが協会に名前を連ねていて、法律で定められた音量を守りながらスポーツ性能を伸ばし、心地よい音質などを作り上げる努力をしている。
平成22年3月31日以前に生産された車両には、『JASMA認定品』のスポーツマフラーが使用できる。平成22年4月1日以降に生産された車両には、『性能等確認マフラー』を使用する必要がある。美しいマフラー展示とともに、パネル展示を行っていた。
またホイールの業界団体であるJAWA(ジャパンライトアロイホイールアソシエイション)は、国土交通省の定める「軽合金製ディスクホイールの技術基準」に適合させるために強度確認試験、日本車両検査協会の検査の二重チェックを行っている。これは、ホイールの安全性と品質維持を図ることを目的としている。
ブースでは1ピース、2ピース、3ピースのホイールの違いがわかるよう、カットモデルを展示した。また、会場でアンケートに答えて当たりがでると『JAWA(ジャワ)カレー』が貰えるのも面白い取り組みだ。
カスタム好きとはいえ、爆音のマフラーや重量対応などの品質を維持できないホイールなどは遠慮したいところだ。ぜひ、JASMAやJAWAが認定した高品質なアイテムでカスタマイズを堪能してほしい。