GR86用のダウンスプリングやマフラーも一緒に開発
さらにGR86用のダウンスプリングまでも開発。こちらは純正ダンパーに組み合わせる専用スプリングで、モータースポーツやチューニングカー用のスプリングで知られる「HAL springs」と共同で開発している。純正ダンパーのしなやかさはそのままに、車高を絶妙に落とせる。
と、ここまでは普通のダウンスプリングで、その先に佐々木雅弘選手ならではのこだわりがある。
「落としたい量がひとによって変わると思うんです。なので、専用のスペーサーを用意しました。個体差や純正のゴムアッパーの圧縮具合で変わりますが、だいたい−10mm/−20mm/−30mmからダウン量を選ぶことができます。さらに、こだわりの音と、ちょうどバンパーから見えるように延長したテールのマフラーをフジツボで作ってもらい、これも僕のオリジナルマフラーとして発売しました」
そう、エアロだけでなく、スプリングやマフラーもセットで開発してしまったのだ。
「本当に自分で欲しい物をこだわって作りました。開発もずっとやっていて、やっとカタチになりました。僕のプロデュースとかではなくて、全部自分で開発しています。エアロの型代にビビっているくらいです(笑)」
これらのGR86用パーツは「GROW Design」の名のもと、全国のGRガレージやディーラー、オートバックスなどの量販店などで購入できる。動画で確認したい方は筆者がYouTubeにアップしているので、チャンネル名「ビークルナット」で検索してご覧いただけると幸いだ。