足まわりにガタつきが……
タイヤと同じようなことで、ゴムブッシュに一定の力がかかり続けていることで潰れが発生。さらにショックも作動することなくて、ロッド部分の動きが渋くなったりする。久しぶりに乗ってみると、なんだか違和感を感じることが多かったりするのはこれが原因。
動かないと塗装も傷む
塗装もずっと止めておいたからと安心と言っていいわけではない。アメリカの西海岸などのように雨がほとんど降らず、乾燥した気候ならまだしも、湿気が多い日本は厳しい。車内の空気が入れ替わらないとよくないように、ボディの各部に入り込んだ空気が入れ替わらないのはよろしくない。
また同じ場所にずっと止まっていると、毎日同じように日光にさらされる。たまに見かけるのが、ヘッドライトの片方だけが劣化しているクルマで、これは同じ場所に止め続けていたことが原因。走ればまんべんなく当たると言ったら変だが、向きが変わるのはいいことなのだ。
気がつけばフロア下に錆
土や砂利の駐車場では顕著で、コンクリートでもわずかとはいえ影響があるのが湿気だ。乗らないで止めておけば、車内などと同じように地面とフロアとの間の空気は淀む。長期間だと予想以上のダメージがあって、ぶつけた場所からサビが出てきたりもする。