クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CLASSIC
  • 溺愛した「箱入りグルマ」を襲った悲劇! 「旧車」が傷んだ理由はまさかの過保護だった
CLASSIC
share:

溺愛した「箱入りグルマ」を襲った悲劇! 「旧車」が傷んだ理由はまさかの過保護だった

投稿日:

TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: Auto Messe Web

足まわりにガタつきが……

 タイヤと同じようなことで、ゴムブッシュに一定の力がかかり続けていることで潰れが発生。さらにショックも作動することなくて、ロッド部分の動きが渋くなったりする。久しぶりに乗ってみると、なんだか違和感を感じることが多かったりするのはこれが原因。

劣化した足まわりのブッシュ

動かないと塗装も傷む

 塗装もずっと止めておいたからと安心と言っていいわけではない。アメリカの西海岸などのように雨がほとんど降らず、乾燥した気候ならまだしも、湿気が多い日本は厳しい。車内の空気が入れ替わらないとよくないように、ボディの各部に入り込んだ空気が入れ替わらないのはよろしくない。

青空駐車しているGT-R

 また同じ場所にずっと止まっていると、毎日同じように日光にさらされる。たまに見かけるのが、ヘッドライトの片方だけが劣化しているクルマで、これは同じ場所に止め続けていたことが原因。走ればまんべんなく当たると言ったら変だが、向きが変わるのはいいことなのだ。

気がつけばフロア下に錆

 土や砂利の駐車場では顕著で、コンクリートでもわずかとはいえ影響があるのが湿気だ。乗らないで止めておけば、車内などと同じように地面とフロアとの間の空気は淀む。長期間だと予想以上のダメージがあって、ぶつけた場所からサビが出てきたりもする。

フロア下の錆

12
  • フロア下の錆
  • ドアを開けているGT-R
  • 2万kmのメーター
  • 凹んだタイヤ
  • 錆が発生したブレーキローター
  • 劣化した足まわりのブッシュ
  • エンジンオイルの劣化
  • 青空駐車しているGT-R
すべて表示

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS